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天気は荒れる予報が出ていましたが、最小限の荷物だけを車に積み、いつも行く埼玉の山に行ってきました。 
今回は単独。仲間がいるときはタープだのダッチオーブンだのを張り切って持って行き、快適な野宿を模索するわけですが、単独だともう手抜きです。
重いものは一切持たず、基本的な道具のみ。料理も適当。
装備品一覧
テント:アライのド派手オレンジ・エマージェンシー仕様
シュラフ:イスカの羽毛
シュラフカバー:モンベルのゴアテックス
マット:サーマレスト
ガスバーナー:EPI
ガスランタン:EPI
コッヘル:スノーピークの小型
マグライト:アメリカ警察仕様の照明兼鈍器
ナイフ:バックのジェネラル、ガーバーのプライヤー付など
食糧:カロリー無視&野菜抜き
酒:ビール 純米
ファーストエイド:基本の“き”です
夕方に現地入りし、テントを設営。テント脇にマットを敷き、まずは乾杯。エビスをゴクゴク飲み、貝のヒモをくちゃくちゃ。キオスクで売ってる安物のツマミを肴にたむろする、ガラの悪いオッサンみたいです。
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夜の森は静かで、ときおり鳥の鳴き声が響きます。
ガスランタンの炎は明るく、200Wの白い明かりで持参したエッセイが難なく読めます。
最近はバーナーもランタンもガスが手軽で良いです。愛用の灯油ランタン“フォイヤーハンド”も良いのですが、灯油を扱った後は手が臭く、洗剤が使えず水も十分でないただの森での野宿なので、ガスが便利です。
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安い肉をジュージュー。なんか友人“K氏”の定番メニューのようですが、単独だとこうも手抜きになるものです。野宿料理担当も今日はお休み、といったところでしょうか。

寒くなったので焚き火をしようと薪を集めようか画策したとき、雨が降り始めました。

パタタ…パタタ…と雨がテントのナイロン幕を叩く音を聴きながら、テントの中でビール。ビールはうまいんですが、トイレが近くなって面倒なのが難点です。
9時か10時頃までテントで本を読んでいましたが、気がついたら眠っていました。

朝5時起床。寝袋から這い出てテントを開け、外を見ると小雨になっていました。
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霧のたちこめる森の朝。
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このときひとつミスを犯したことに気づきました。

コーヒーを忘れた…


インスタントでもレギュラーでも、朝のコーヒーは必需品ですが、最近忘れっぽくてダメです。
仕方なくバーナーでお湯を沸かし…
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朝起きてすぐのカップ麺。高校生みたいな食事です。
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6時半に濡れたテントを丸めて撤収。8時には我が家に到着しました。

悪天候でしたが、意外と楽しい野宿でした。森のエネルギー充電完了です。