みなさん!こんばんは。
金花堂クリニック院長のモゲル丸です。
最近になってたくさんの初診の方が来てくださってくれます。
お子様からご高齢の方までたくさんの人に受診していただいておりますが
やはり気になることが・・・
特にご高齢の方の薬の量が特に多いことが気になりますね。
薬は主に肝臓や腎臓で代謝され無毒化されるのですが
肝臓や腎臓の数値が悪いのに薬の数がとても多く出されている方を
見るたびにため息が出ます。
薬を飲めば肝臓や腎臓に負担がかかります。
負担がかかれば肝臓や腎臓の血液検査が悪くなるのは当たり前ですよね。
ですがたくさん薬を飲んでいる方は肝臓の数値が悪いのでその数値を改善されるお薬をのんでいました。
こうなると肝臓が悪いからそのお薬を飲んでいるのか
薬をたくさん飲んでいるから肝臓が悪くなるのか
もはや判断できません。
そういう場合はばっさりと薬を切ります。
薬を切るにあたっては優先順位をつけて
①必ず飲まないといけない薬
②飲んだ方がよいかもしれない薬
③飲んでも飲まなくてもよい薬
④いらない薬
と分けてよければ①②のみ
できれば①のみのお薬に減らしています。
そうすると不思議なことに肝臓や腎臓の数値が良くなったりすることがあります。
薬を切るのに検査の数値が良くなることがあるので不思議ですが
10種類も薬を飲んでいればそりゃ想像もつかない副作用も起きますよね・・・
なので僕は患者さんとよく相談をして
薬の種類をなるべく減らし
1日に飲む回数もなるべく減らす。
お薬がいきなり減るので不安な方もいらっしゃいますが
もちろん相談しながらゆっくり減らすこともできますので
やはりよく相談して信頼関係を築かないといけません。
治療にはやはり信頼が大事なんですよね。
飲まなくてもいいお薬を飲んでいる方がすこしでも減りますように…