マロールオートパイロットAPZ-200 のステンレスマウント | もげんぞという素人の釣り道具自作メモ帳

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マロールのオートパイロット APZ-200操作部のマウント急ぎで作ることになった 納期は1日後


キャビンの船体に埋め込みせずにボルトで固定する方式
現物で打ち合わせした図面


SUS304の3mm板から切り出す


TIG溶接した時にどれくらい歪むかまだ予想出来ないので歪む様であれば薄くタップ溶接して強度不足対策でFBで補強するかも?ってことになった

操作部の埋め込み穴を超硬ホールソー85φで開けて、口径不足分はエアルーター+超硬ビットで削り拡張して外径の小さくなったサンダーの厚刃で整えた
切り口やバリ取りは#400のペーパーディスク
SUS板の2B梨地消すのに#180使わず#400でやったら加工熱で歪んでしまい打撃で歪み取りしたら傷入ったのでまたふりだしに戻って#180 #400で傷消しした
FRPに接する取り付け面は鏡面加工いらないって事だったが、研磨の摩擦熱で歪むので両面研磨する事で歪を抑えた

#400の傷消しにザイザルバフを電子グラインダーにセットして赤棒付けて研磨
次にフェルトディスクに白棒付けて艶出しして
布バフに緑棒付けて鏡面仕上げにした
セットした最初はめっちゃ糸が飛んでえげつない事になるがある程度落ち着くと使える様になった



磨いた材料をTIGで仮付けして表面を恐る恐るタップ溶接してみたが全然歪まなかったので表面全部なめ付けしたら23mm勾配だったので曲げる為に裏面も1hzパルスで溶接したら鉄板自体の歪みはたったの0.5mm?しか発生しなかったが勾配が40mmになった
勾配修正する為にまた表面を4hzパルスで溶接加熱して温め当て板して打撃加えたら34mmになった
電話でどうするか聞いたら本当は30よりも倒して角度付けたいって事だったので34mm倒れでOKがでた

溶接後#400でビート削ってザイザルフェルトディスク布バフでまた鏡面加工した
帰ってお風呂に入りながら一緒にタオルと石鹸でよく研磨剤落として綺麗にした
以前のフェルトディスクまでの鏡面加工よりザイザルと布バフやった方が細かい傷減ったけどまだ自分の磨き技能が不足してる(そもそも仕事で鏡面磨きとかする事ないので趣味で試行錯誤してばっかり)
そのうち全く傷のない鏡面加工までできる様になりたい
裏の見えないところは梨地を完全に消してません
それと溶接部はバフもフェルトも入らないので焼け取り出来てない
こういうところの為に溶接焼け取り機を自作してみたいな〜と思う

梱包して出荷よ〜


けがき切断溶接1時間 研磨2時間以上