マグナムクラフト磯#1とそれ用の#2製作日記第4回 | もげんぞという素人の釣り道具自作メモ帳

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ちなみに釣りは下手

とっくの昔に実用できるまで完成してます

前回はソリッド接続まで書いたかな?
ソリッドをエポキシで接着しますが、この時にチューブラーとソリッドのスパインも合わせて接着します

ガイドは価格が安いのでチタンのKRコンセプトですがセッティングはオリジナルです
(オリジナルだと聞こえがいいけど適当に付けただけです)

------極小ガイドの付け方-------

細いソリッドティップにT-KTSG3.5の小さいガイド着けるのは自分のやりやすい方法見つけたら非常に簡単です
方法としては3種類浮かびました

①GPクリアーなどのくっついてもなかなか固まらないボンドを使いガイドを仮固定する
(瞬間接着剤など硬い物だと微調整出来ないし以外とくっつかないので不向きと思います)

②通常通りにマスキングテープで固定する
(母材が細すぎて付かないので今回は不向きです)

③糸でソリッドとガイドを結んでからスレッド巻く

今回は③の方法で仮固定しました

糸滑りのいいPEラインを適当に切って片側をユニノットで結び締めれるワッカを作ります
photo:01



このワッカをティップから3~5週くるくる回してガイド取り付け位置まで持って行きこのくるくるの間にガイドをいれて締め込んだらソリッドと仮固定が出来ます
photo:02



後は通常通りにスレッド巻いて仮固定PEまで行ったら仮固定PEをカッターで切ってまた巻いて終わりです
photo:03





なんだかんだでガイドを全て取り付けたらグリップのSKSSと付けてエポキシコーティングします

エポキシ前の#1重量 6.99g
#2重量 42.2g
#1#2合計=49.23g
photo:04



コーティング後#1重量 7.36g
コーティング後#2重量 43.46g
#1#2合計=50.82g
photo:05



竿の重量は50gと超軽量になりました
リールはsoareCI4 2000で178gなので
タックル重量は228gです。が実際そんな数値的重量は何の意味もありませんが記念に記録しただけです

エンドキャップから10cm毎50cmまでに金スレッド巻いてメジャー代わりに使えるようにしてます
ついでにリールセットしてバランス位置
photo:06



実際に使ってみるとティップは張りがあって実に素晴らしい出来なのですが、#2のジョイント部分の方が#1よりも柔らかいので普通にキャストするとキャスト感覚よりも0.5秒遅れてティップが帰ってくるので、バスフィッシングのトップ用グラスロッドの様にバックスイングで溜めて戻り出してから前方に降らないとまともに飛びませんが、しばらく使ってなれるとメバルでは使うことのないであろうスパイラルキャストやフリップキャストが簡単に出来ます
これはこれで新鮮味があって面白いですし、飛距離も実際あまり既製品と変わりません

感度についてですが、フロロの1.5ポンドと3ポンドで使うと、0.3gJH単体だけでもルアーの重量を感じ取れます
って言ってたら根掛かりしてライン切れたので水中にラインが使ってるだけの状態になったのですが、この状態で普通にラインの重量を竿が感じ取れます

魚が咥えた時のビンビンというアタリも当然わかりますが、魚が咥えた瞬間の軽くなったのが意識しないでもわかってしまう超高感度軽量ロッドが出来上がってしまいました

他の竿でメバルがワーム咥えて1秒いないに吐き出す状態でもこの竿だと違和感無いのか5秒経っても咥えっぱなしです

ついでにメリットをもう一ついうとこの竿は「張りのあるベランベランロッド」なので人差し指で非常に軽くブランクスをトントンするといとも簡単にシェイク出来ます
これは腕を動かさないでシェイク出来るのでルアーの重量感をフォール中に再確認出来るし誘いも動き過ぎないで出来ます

竿が柔らかいので10cmの極小メバルでも普通に楽しめますが30cm以上のセイゴがかかると抜きあげ含めて少し辛い感じになります
----訂正----
30cmのセイゴじゃなくて40cm以上です

この竿は釣って非常に楽しめる竿ですのでこれで完成ですが、
他のマグナムクラフトユーザーや青木様のライトブランク作り方を参考にして#2も張りのあるロッドもう一本作ろうと思ってます

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