告知を受けたその日に
クリニックからA市民病院の
脳外科の外来の予約をとってくれました。


そしてMRIのCD-Rと紹介状をうけとりました。
次の日は土曜日で、今まで乳腺でお世話になったクリニックの紹介状ももらいました。



そして月曜日は祝日だったので、火曜日にA市民病院に受診しました。


金曜の告知された日から火曜日までの長いこと。


どんどん症状も進行していきました。
ふらふらするのと
右の手足に力が入りにくくて
運転もしにくい。


(このころまだ車を運転していました。
今となってはほんまに
無茶なことしてたなぁと思います
事故を起こしていないのがミラクル)



そして遂に火曜日。
子どもたちをいつも通り保育園に預け
夫とともにA市民病院の脳外科に
受診しました。



待たされること30分
ついに診察呼ばれました。



そしてこれから脳外科で
お世話になる主治医と初の対面でした。


主治医が前の脳外科クリニックで
撮ってもらったMRIを
電子カルテで確認してこう説明しました



『これは乳がんの転移と考えて
よいと思います。単発で4㎝。
これだと放射線治療では
コントロールつかないくらい
大きくなってます。

造えい剤を使わないと
確実なことは言えないけど
見てるかぎりでは単発です。

早いこと手術をして
この大きな腫瘍をとります
その前に造えい剤を使ったMRIや
CTで詳しく調べていきますよ。
他にも転移があるかも
しれないですからね。
でも単純のMRIでうつらないくらいの
がんなら放射線療法で
コントロール可能です

問題はこの大きな腫瘍を
とれるだけとることです。
短くても12時間はかかる
長丁場の手術になります。
脳外の手術のなかでも
かなり難しい部類に入ります。』


といわれました。
他にもいろいろ言われてたのでしょうけど
ショックで覚えてません。


ニュアンスで主治医のセリフを再現
してみました。


そういえばこういうことも言ってました。

『本当にこちらでよろしいのですか?
前に乳がんの手術をした病院にも
脳外はあります。』


ようするに、
前の病院のほうが術中の記録とか
放射線治療の詳しい記録が残っている
ので都合がいいんじゃない?


といいたかったんでしょう。

乳がんのオペは片山(仮名)先生が執刀してくれた。
(片山先生はずっと通院してる乳腺のクリニックのドクター)


クリニックでは全身麻酔の設備がないので、前の病院(以後C病院)でしてくれました。


と説明すると、
片山先生は開業する前に
ずっとこのA市民病院にいたこと
今でも携帯一本で
連絡は可能であることを
主治医は言われ
それでは問題ないので
こちらで手術しましょう


とオペが決まりました。


しかも、
『腫瘍のある場所は運動を助ける
運動補助を司る部位にあります。
急がないと
8月中旬には歩けなくなるかもしれない
手術日を調整しますので、
いつでも連絡のつく番号を教えて下さい』
とまで言われました。


あっ…そんなに急ぐんだ
わたしの脳腫瘍は。。。
って働かないあたまのどこかで
ぼやっと思ったことを今思い返しました。


そして22日か23日の日中に
A市民病院から電話がかかってきて
28日に入院してください。
8月1日に手術が決まりました。
と連絡がありました。