今朝旦那が会いに来てくれました
「早く退院してお寿司食べに行こうね」私
「わかった明日帰ろうね」旦那
という会話をしてしまうほど元気でした。
でもそれはできないよという内容のことを看護師さんに言われて
とてもがっかりしたのを覚えています。
じゃあ、１週間で退院したいな。。
一人で過ごす夜は
旦那が手術して以来になるので
とても寂しかったです。
今朝奥様を癌で亡くしてしまった方のブログを読んで
全てを思い出しました。
私はもうすでに旦那との楽しい思い出しか心に残さないと決めていたので
入院生活や亡くなる瞬間などは
エナジーコントロールで
全て消しました。
でも途中で旦那との思い出は嫌なものも取っておきたいなという
感情も出てきたので
中途半端な感じで記憶を消すのをやめました。
やっぱり隣に寝てくれてないと寂しいな。。
そう思った瞬間に目の前に大きくも、小さくもないハエが１匹。
生前旦那は「ハエはご先祖様だよ」と教えてくれました。
私にとって旦那はご先祖様ではないのですが
そのハエが旦那だということはすぐにわかりました。
ずっと手をすりすりして目の前から動きません。
全く。
私は話しかけました。
何度も何度も聞いた質問。
「今、私と一緒にいないことは寂しい？」
すると旦那はいつもこう言います。
「大丈夫。寂しくないよ」
ハイハイ。わかってますよ。(￣∀￣)
今も幸せだって言います。
そりゃそうですよね。
私に寂しいなんていうわけないです。
私に「死ぬこと」の意味を伝えてくれます。
一通りの会話をしてから
旦那はまた飛び立つわけでもなく
「パッ」と消えてしまいました。
ちょう猫が私にすりすりしに来た瞬間でした。
部屋中探したのですが
本当に忽然と神隠しにあったように
消えてしまいました。
うちの旦那。
いつも優しい人でしたから
私が寂しがってると思ってわかりやすいハエさんに体を借りて
お話に来てくれたのでしょう。