Toilet | すみれのオールナイトジャパン

Toilet

かもめ食堂の監督の最新作「トイレット」を観た。


パニック障害のピアニストの兄、オタッキーな弟、勝気な妹の3人兄弟。ある日ママが亡くなり、ママの「ばーちゃん」と暮らす事になるんだけど「ばーちゃん」は日本人。言葉が通じない。どうしたらいいのかわからない。そもそも本当に「ばーちゃん」はママのママなの?

そんな3人兄弟とばーちゃんと猫「センセー」のお話。


かもめ食堂もそうだけどこのトイレットもすんごくおいしそうなんだわ。食べ物が。今回は寿司と餃子。寿司もねこう高いところとかそんなんじゃなくて京樽とかテイクアウトできる所で買って食べたくなるし、餃子も作って瓶ビールで頂きたい。

言葉が通じないけどなんか気になるばーちゃん、そのコミュニケーションの第一歩が寿司。

でもばーちゃんは無反応。言葉のない演技をもたいまさこは演じるんだけど、そこにはいろんなばーちゃんの気持ちが読みとれる。

何話してるのかわからないし、娘は先に逝かれるし、寿司はこんなんじゃないし。


だけど言葉は通じなくても孫は孫。

通じなくても気持ちは伝わる。

娘の子供たちだから

かわいい孫たちだから援助する。

見守って、餃子作って、一緒に食べて、過ごす。


あぁ、おばあちゃんに会いたい


と私情が入って泣いてしまう。



それにしても日本のトイレって凄いんだなと改めて実感。
海外に行った事のあるひとはわかると思うけど、最強だもん。
便座はあったかいし、ウォシュレットだし、トイレに近づくと便座がオープンだし。
さすがジャパニーズテクノロジー!!
外人びっくし!!


そしてやっぱしもたいまさこさん。
毎回スパイシーだな~って思ってたんだけど今回はスパイシーどころの騒ぎではない。
とてつもない存在感。

これを観るだけでも価値があると思う。



ということで餃子パーリーがしたくなりました。

うちでやろーかな~

参加者全員で餃子作って焼いて、ベランダでビール飲んで。

秋の空があるうちに。