この記事は当時メモしていた記録を振りかってまとめた記録になります。


8週に入り、つわりが悪化してきました。
先週までは、ひどい眠気がありましたが、この頃からは嘔吐。

娘の時は、吐き気はあるものの、嘔吐はしない程度のつわりだったので、結構きつかったです。

これも、お腹の赤ちゃんが順調なら耐えれるのかな…と思ったり。
つわりが酷くなってるってことは、実は前回は赤ちゃん隠れて見えてなかっただけで、赤ちゃん大きくなってるのかな…と思ったり。

でも、前回の稽留流産の時は、手術日までつわりが続いたので、『つわり=赤ちゃん元気』ではない事は分かっている。

だけどやっぱり親だから、最後の最後までこの子を信じてあげたいという気持ちは消えませんでした。



この期間に娘のプレの運動会もありました。
直前まで吐いていたので、夫に頼もうかと思いましたが、娘の初めての運動会を見逃すわけにはいかんと思い、ヒーヒー言いながら参加しました。

つわり、そして絶望している親の姿は
まだ3歳の娘も何かを感じ取っているようでした。
この数週間、ワガママも言わず、ずっとおうち遊びで我慢してくれた娘。

幼稚園について、緊張しながらも嬉しそうに走ったり、誕生日のお祝いしてもらったり…
終わってからもしきりに「またパパとママと◯◯とみんなで幼稚園いこうね」と繰り返していました。

目の前の娘の姿を見て、本当に成長したなぁ、たくさん我慢させてごめんねと、気持ちが溢れてきました。


運動会が終わって、家でお絵描きをして遊んでいたら
「ママと赤ちゃん」と言って一枚の絵をくれました。
それは、私の顔とその下(お腹あたり)に小さい顔を書いた絵でした。
嬉しくて嬉しくて、お腹の子のエコー写真と一緒に大切にしています。

また、ある夜には私のお腹にずっと耳を当てて何かを聞いているような仕草をしたり、「ママのお腹に赤ちゃんいる?」と聞いてきたり…
 
そんな事があるうちに、
もしかしたら、お腹の子は生きているかもしれない、娘には見えているのかもしれない、奇跡が起きているかもしれない…と
そう考えるようになりました。



娘は一生懸命赤ちゃんの存在を受け入れようとしてくれていました。
それは彼女にとったらストレスだったのかも知れません。
赤ちゃんが来てから、私も寝込んでいる時間が増えたので、赤ちゃんに対して複雑な気持ちがあったのかも知れません。
ただ、娘は本当に一生懸命でした。