ママのお話
① 出会い編
始まりは4月29日。
お腹の大きな猫を見かけた。
6月の中旬、玄関先に子猫のウンチがあった。
子猫がいるのかな?
6月24日
庭に白い小さな子猫が2頭いた。
二匹とも目がおかしい。
おそらく病気にかかってる。
保護すべきかどうか考えているところに
大人の猫がやってきた。
親猫かな?
ここで子育てしてるのかな?
育てているなら手出しはしちゃいけないから、
そっと見守ることにした。
二日後、ひとまわり体の小さな猫が姿を消した。
気づけば、庭で子猫が独りぼっちで生活していた。
このまま放置すれば死んでしまう。
なんとかしないと。
高い高い塀に囲まれたお庭。
子猫には飛び越えることなど不可能だ。
通路にも柵を置けば外に出ることは無い。
庭にいる間は安全だろう。
暑い暑い日に、熱中症にはならないだろうか?
水だけはかかさず多めにおくことにした。
毎日、ミルクやご飯やおやつも運んだ。
ダンボールハウスを置いたり、タオルを入れたり、
くさくない虫除けも入れた。
家にある傘の中で一番大きいものを雨よけに置いた。