こんにちは
【副腎に腫瘍があるってよ】のつづき
そもそも、これが見つかったのは、血液検査のACTHというホルモンの値が異様に低かったことからです。
検査入院より1年前の検査で既に低く、来年もまた測定しましょうということで、再検査。
さらにCTも取り、左側の副腎に約1センチ位の腫瘍が見つかりました。
で、『副腎に腫瘍があります』案件から
サブクリニカルクッシング症候群の疑いへ繋がるのです
クッシング症候群とは…
副腎皮質ステロイドホルモンのひとつであるコルチゾールというホルモンが過剰分泌され、全身に種々の症状が生じる症候群のことです。クッシング症候群の中でも、下垂体からACTHが過剰に分泌されることで副腎が刺激されコルチゾールが過剰に分泌されたものをクッシング病(下垂体腺腫)、副腎腫瘍などによって副腎からコルチゾールが過剰に分泌されたものを副腎性クッシング症候群といいます。
身体的所見は、満月様顔貌、中心性肥満、皮膚線状などが有名です。
サブクリニカルクッシング症候群とは…
副腎腫瘍があり、コルチゾールの自律分泌を認めるにもかかわらず、先述したクッシング症候群に特徴的な身体所見を伴わないものを指します。とはいえ、耐糖能障害、高血圧症、脂質異常症、骨粗鬆症などを高率に合併します。
※ネットからの情報です
高血圧も、もしかしたら、このサブクリニカルクッシング症候群(病名長すぎっ!)によるものかもしれない、ということになったのです。
つづく…