女なんて

所詮女なんて

女には自由がないと思ってた

 

男には勝てないんだと思ってた

 

女は男の言いなりなんだと思ってた

 

いくら強い女でも男にはひれ伏してしまうと思ってた

 

男には力では適わなくて

いろんなものを支配されてしまうんだと思ってた

 

口答えしてはいけないんだと思ってた

 

男の気分が良くなるように

媚売って生きないといけないと思ってた

 

頼まれた事は何でもしてあげないといけないと思ってた

 

怒らせてしまったら生きていけないと思ってた

 

男に

男の振る舞いに疑問を持っちゃいけないと思ってた

 

私の感情は優先されるものなんかではなく

男に合わせるしかないと思ってた

 

私の感情は押し殺して

押し殺されて当然なんだと思ってた

 

感情なんか

私の感情なんか無意味だと思ってた

 

私の感情なんか

何とでも言いくるめられると思ってた

 

どっちでもいいどうでもいいと思ってた

してあげないといけないと思ってた

してあげることがいいことだと思ってた

 

そんな事くらいならいやな顔せずしてあげないといけないと思ってた

 

それくらいなんでしてくれないの?と言われたら私が悪い事をしていると感じた

私はそれくらいの事なんであなたにしてあげれないんだろうと思った

 

 

 拗らせすぎてた頃を思い出して

 去年の春頃書いてた下書きを編集しなおした

 

 これ私が書いたの?

 ってレベルで昔と脳の仕組みが変わったなって感覚

 

 この記事の

 かわいい女 ってタイトル

 皮肉8割 同情2割ってとこかな