MAMALLAPURAM | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
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本日、暑い暑いこの季節に、チェンナイより更に南下したところにあるMAMALLAPURAMまで行ってきました。

 

Wikipedia先生によると、こんなところ。

【マハーバリプラムは、インド南部のタミル・ナードゥ州カーンチプラム県に所在し、ベンガル湾に臨むかつての港湾都市。古名はマーマッラプラム。チェンナイの南約60キロメートルに位置する。】

 

仕事を一緒にしているローカルスタッフのS君の慰労を兼ねて、折角の週末だしたまには観光チックなこともしておこうと考えた次第。場所は、客先のローカルの方に勧められていた所。S君はデリー在住のため行ったことは無いんだそうで、今回は私と2人きりなのでフットワークも軽いし。

 

チェンナイから60キロと聞いていたけど、ホテルでドライバに聞いたら2 hoursだと云う。たしかに幹線道路を80km以上で飛ばしたのに、1時間経っても付く気配がなく、こりゃ60kmどころではなくてインド半島の先っぽまで行く勢いだねと思っていた頃に車は突然に減速。ホテルから1時間半ほどで到着しました。良く判らないけど帰りに車のオドメータをチェックしたら往復で120kmだった。距離感が良く判らないんだけど。

 

 

S君によれば付近一帯に見所が6箇所くらいあるらしい。入場券を駆ったらインド人は30ルピー、外人は500ルピー(約800円)。インドには珍しく綺麗に掃除が行き届いていて気持ちよい。暑いけど。

 


フェンスの向こうには砂浜が広がっていて行楽客で賑やか。石を削ってつくった宗教施設のようです。6~7世紀に作られた構造物。これだけ風雨があたるところにあるのにしっかりとしています。



中に入れるんだけど、(当たり前だけど)靴を脱がなければいけない。

私もS君も靴を脱ぐことを躊躇して中には入らずじまい。

建物の周りには、ゾウとライオンと牛の石造が並んでいる。S君にCOWか?と聞いたらBullだと云う。雄牛ってことね。

 

次の見所へ。海から離れる方向に歩くと、またもや大きな岩を削って作った施設がある。これ、よっぽど設計図をしっかり作らないと失敗できないよなぁ。

中に入ると壁画が。14世紀もの間、みんなに摩られてきたのね。

これはお乳を搾っているから雌牛(COW)だね。牛の背中、角、人の頭や肩の部分に加えて、女性像の胸にも触られた痕跡があるところがインドらしい。

 

S君の解説によると、この岩の上に水が溜まる水槽があり、ちょうど人が居るあたりに水路があって水が流れ落ちてくるのだそう。

するとゾウの鼻先の凹んだところが滝になり、そこに彫られている石造が滝の中にいる格好になるとか。

S君、案内役をありがと。