先週、最高気温が過去5年間で最高の45.3度に達したとの記事が新聞に出ていた。
エラい時期に来ちゃったなこりゃと思っていたら、その翌日には記録を更新して45.6度に。
インドのどこかでは50度を超えたとか。
今回のホテルと事務所は車で3分ほどの距離。少しだけ坂はあるけど、治安もよさそうなので歩いて行けない距離ではない。事務所が開くのが10時頃なので9:30にホテルを出れば時間的には全く余裕。だけども9:30の時点で既に気温は30度を超えており、外を歩く気にはならない。
そもそもインドって人が多くて空気が悪くて街も臭い(すまん)。道に牛のう○ちが落ちてたりするので外を歩き回る気にもならない。2ヶ月前に行ったカンプールは貧しい州だったものでリキシャの勧誘やら物乞いもしつこくて快適な街とはいえなかった。
今回の出張地のボパールは、人口規模的にはカンプールよりも小さな都市であるために、きっとカンプールよりも更に廃れたところなんだろうなと覚悟してきた。とりあえずホテルは予算内で泊まれるうちで一番高級そうなところを選び、また食事に困らないようにと日数分の食料品(米、ふりかけ、インスタントラーメン、缶詰)をスーツケースに入れたてきた。デリーからボパール間の国内線の預け入れ荷物の重量制限が15kgなので運べる食材には制限があるけど、何もないよりはマシ。お腹を壊すよりは格段にマシ。
ところが到着してみたら、ここボパールは豊かな州なんだね。過去にプラント工場爆発の悲しい歴史はあるけれども、街は豊かで清潔。車の運転は穏やか。野良犬の姿もなく、物乞いも少ない。宿泊しているホテルはマリオット系なのでサービスやホスピタリティは万全、さらにホテルは大きなショッピングモールに併設されていて、暑い屋外に出なくても買い物や食事、ウィンドショッピングも楽しめる。快適そのもの。
仕事のほうは当たり前にいろいろと苦労はあれど、生活の不自由さや酷さが緩和されている分、他の街にくらべて決して居心地は悪くない。
とはいえストレスは発散しなくちゃいけないので、会社から戴いた手当てを財源にローカルスタッフも招待してホテルのレストランで食事会をしたり、

ラムだったかな。いろいろなインド料理を楽しめるブッフェ。地方都市のお陰でリーズナブル。

肩が凝ったのでショッピングモールで見つけたマッサージ屋さんでタイマッサージをお願いしたり、

これは大失敗。軽く摩られる程度ですこしも凝りがほぐれなかった。2500円近く奮発したのに。
マッサージは人によって当たり外れがあるね。ラオスやバンコクならこの半額で2倍は楽になるのに。
気晴らしに買い物を楽しんだり。

クロックスのビーサンを購入。ビーサンって、出張グッズの必需品のひとつ。部屋の中でも土足のホテルで靴だと疲れちゃう。とはいえスリッパだとシャワーを浴びた後のカッパ状態では気持ち悪い。サンダルではスーツケースの中で嵩張る。ビーサンは濡れた足でも履けて、オフにはそのまま外出もできちゃう優れものなわけ。これまで愛用していたヨーカドー系のショッピングモールにあったGAPで買ったビーサンは、ラオスとフィリピンとバングラとインドネシアとインドで歩き回ったお陰で底が滑るようになり、危険を感じてお役御免に。
暑さのあまり外は歩き回れないけど、快適なホテルで明日からもうひと頑張り。