最初はいつも物陰に隠れていたけど、次第に家族に慣れてきて

やがて態度が大きくなる、の巻き。

水道の蛇口から出る新鮮な水が好きで、よくトイレの手洗い場の水を出せと要望された。

返事はなぜか「る。」にゃんではなくて「る。」おかげで、家族のLineでの返事は「る。」ばかり。もちろん、ダンボール箱が大好き。

この写真の顔が好き。目が輝いていて、私の好きな口から顎のラインがよく見える。

私が朝早く起きて勉強でもしようものなら、眠いだろうに起きてきて付き合ってくれる。

でもやっぱり眠くて、やがてテキストの上を占領。

ママが新聞を読んでいるときも、新聞に載ってよく手伝っていたっけ。

寝顔の可愛さは無敵。家族の横でリラックスしている姿を見るのが私は大好きだった。

とはいえ、私は後姿ばかり見せられていた気もする。でも可愛い。

モモは息子とくっ付いて寝るのが習慣だった。出会った時、息子は小学校1年生だった。モモにとって息子は兄弟?恋人?それとも子供?

私にだって、甘える姿を見せてくれたこともある。出張から帰宅したときに甘えてくるとうれしかったな。ご褒美に煮干を奮発したっけ。

私がモモのことにもっと気を付けてあげていれば、もっともっと長く一緒にいられたかもと思ったりもしたけれども、きっと私が猫と暮らす術を身に着けたのを見届けて、また新米の猫飼いのお家に行くことに決めたんだよね。
次のお家でも幸せに暮らしてね。
ありがと。モモ。
