転職したら通勤時間が30分伸び、始業時間は若干早まった。このために毎朝家を出る時間も電車に乗る時間も前倒し。電車は朝ラッシュ真っ盛りの時間となったので混み具合が2割増。上手く乗車しないと網棚の上に通勤鞄を置くのもままならない。
その通勤鞄、最近になってトートに変えました。
転職したばかりの頃は、以前から愛用していたTUMIのαブラボーを継続して使っていた。
通勤鞄の定石であるTUMIブランドであるし、外のポケットも使いやすい。TUMIの定番のデザインではないけど、定番の鞄のように重くないので楽ちん。マチが狭く薄めのデザインであったけど、アラフィフのおじさんが持つには無難な質感があると思ってた。
ところが、ある日会社から帰宅して床に下ろしたTUMIを見て愕然。真ん丸に膨らんで格好悪い。
その日の鞄の中身はというと、
お弁当箱、水筒、折りたたみ傘、手袋、手帳、文庫本、虫眼鏡、スマホ用携帯充電池、ウォークマン、ポケットディッシュ、ボールペン、社員証、パスモ、電子辞書、長財布、マスク、名刺入れ。
生憎、朝方に雨が降ったために折りたたみ傘を持っていました。手袋は朝の出勤時にお世話になっていますが、帰宅時は鞄の中に入れたまま。新しい会社は都心の真っただ中のために昼食難民に陥りやすいので自作のお弁当は必需品。お小遣いのセーブのためにコーヒーもポットに入れて自宅から持参しています。文庫本はとウォークマンは電車の中での時間つぶし兼英語の勉強用。そうして考えると、無駄なものは何もない？以前の会社では、コーヒーは最寄りのドトールかコンビニで調達していたので水筒は無く、手帳も社員証も持ち歩いていなかったしね。
嵩張るお弁当箱とコーヒーを入れたポットを別のバッグに入れ、引き続きαブラボーを使うことを考えてアラフィフが持っても可笑しくないお弁当袋を探したけれども気に入った物が見つからず、また、通勤鞄とお弁当袋の2つの荷物を持ち歩くと電車の網棚に忘れてしまう恐れがある。朝に打合せ先に直行とか、夕方に打合せ先から直帰する際に、打合せ先にお弁当袋をぶら下げて行くのもイマイチということで、全ての荷物を納められる鞄へのリプレイスを検討した訳です。
選定条件は、
1)折角なのでお弁当箱を傾けずに収納できること
2)水筒も立てた状態で持ち運べること
3)パーティションで仕切られた書類入れのスペースがあること
4)アラフィフの通勤にも似合うこと
5)今持っている鞄とデザインが被らないこと
6)電車に座った時に太ももの上からはみ出さないこと(幅40cm以内)
7)軽いこと
8)予算内
実は、探し出して早々に吉田カバンの新モデルに一目ぼれ。
αブラボより3cm位マチが広くて、お弁当を傾けずに入りそう。
吉田カバンらしくデザインも格好いい。横幅も条件に合致。でも・・・・高くて。
その後、外出のたびに鞄を探す日々が続き、やがてイトーヨーカドーの専門店でであったトートバッグを衝動買い。お弁当箱が3つ入るほど容量が大きい上にエクスパンダブル、分厚いブリーフバックとは違ってシルエットが野暮ったくないし、軽くて安い。
実は、買った当初は大きすぎたかなと若干の後悔もしたものの、鞄のシルエットを乱さずに上述の荷物を全て入れられる実力に今では大満足。水筒も鞄の内ポケットに立てて収納できる。
このトートならばおやつのお菓子を持っていくのにも不自由しない。
今は、黒い鞄のアクセントになるネームタグを探しています。