
フィリピンの首都マニラの中心地、マカティ地区に滞在しています。
平日の朝夕は強烈に渋滞していますし、犯罪もそこそこあるらしい。
スリに気をつけなければ。お酒は飲まないので睡眠薬強盗は大丈夫かな。

高級ブランドが並んでいる綺麗なショッピングモールもあり、マニラの発展には驚かされました。
一方で、歩道で小学校低学年くらいの男の子が裸ん坊になってホースで水をかけられて体を洗っている姿もありました。
物価は期待していたよりも高い。付加価値税(消費税みたいなもの)が12%ですしね。
事務所の昼食では社食のようなところで200~300円で済むけど、外食すると日本なみの値段。
会社から支給される出張時の食事手当を鑑みながらの注文です。
で、出費をケチって安いメニューをオーダーして後悔することしきり。1週間も経ってないのに。

到着日の夜には、ホテル前のショッピングセンタービルに入っていたイタリヤ料理屋さんの店員さんと目が合ってイタリアン。メニューのうち、値段がそこそこだったのでアラビアータ(だったか?)を注文した。味が濃く量が多いので食べきれず。食事中に通路の反対側を見たら日本食のレストランがあった。あっちにすれば良かったと後悔。このパスタで800円ほど。

ホテル近くに小さなショッピングモールを見つけた。スタバやバーガーキングの他、レストランが5,6件入っている。出張中の夕飯はここに通おうと思ったものの、いざ食べようと思うとお店が決まらない。博多ラーメンやさんととんかつ屋さんもあるが、メニューが表に出ていないため相場が判らない。
結局、店の前に大きなメニューがあり値段が明確な「ペッパーランチ」に入り、美味そうなハンバーグを横目にお手頃なガーリックビーフを注文。
熱々に焼けた器の中央にライス、上にガーリックのスライスが沢山。ライスの周りに牛肉の細切りのスライスがちょぼちょぼ。器の余熱で肉を焼きながらいただきます。600円ちょっと。
肉が少なくてガーリックは多すぎ。ニンニクに負けてお腹を壊しちゃうし。
次回はハンバーグにしよう。

土曜の昼、上に書いたショッピングモールを訪問。本日はユニクロがオープンしていました。
で、今日はとんかつ屋さん「キムカツ」の前に呼び込みのお姉さんがメニューを広げていたもので、価格を確認したのちに店内へ。「いらっしゃいませー」と大声で言われたものの、イントネーションが微妙なので何を言われたのか10秒ぐらい分からなかった。
とんかつは300ペソ台。これにご飯セット210ペソと飲み物50ペソを付けると600ペソほど。日本円では2.5倍して1500円。日本並だね。ただしキャベツは食べ放題。
お手頃な価格帯のメニューには、カツカレー、たまご丼、店の名前を冠したキムカツ丼などがあり、飲み物を入れても400ペソくらいだから1,000円。
迷った末にメニューの写真とお手頃価格に惹かれてたまご丼を注文。

カツ丼ではないのです。ご飯だけがたまごでとじてあってカツはその上に乗っているだけ。
ご飯の量は多くて、1/4は残しました。
ケチって失敗したな痛感したのは、カツが…とんかつではなくて薄切り肉を何重にも巻いて熱くしただけの肉。厚切りのカツを食べている醍醐味が無い。これじゃとんかつじゃ無いじゃんと思ったら、箸袋の裏に書いてありました。

一方、隣のテーブルに届いた千切りキャベツの山は美味しそう。
ケチるべきではなかった。
今日明日を入れてマニラでの夕食は7回。お手頃な価格で満足する料理に出会えるかしら。