初参拝させていただきました。

 

奈良県葛城市長尾471。

近鉄南大阪線尺土駅下車徒歩約10分。

 

一の鳥居。

右には二上山。

 

両側に民家のある長い参道です。

いろいろなお花がきれいに咲いていました。

 

式内大社 長尾神社。

古代の主要街道(竹内街道、長尾街道、横大路)が交差する要衝地に鎮座。

 

 

手水をとって清め、拝殿前へ。

 

御賽銭を入れ、御神酒をお供えし、自己紹介とご挨拶を申し上げました。

 

拝殿の右側へまわると柵があり、こちらから

祓詞、清祓、前言、神言、龍神祝詞、素戔嗚尊様詞、龍神祝詞を奏上致しました。

 

 

 

 

 

拝殿の左側から。

 

 

御祭神は伊勢神宮の内宮外宮の神様と、

水光姫命(みひかひめのみこと)と白雲別命(しらくもわけのみこと)。

 

伊勢神宮遥拝所。

 

拝殿の右手の奥へなにかある感じに引かれて行くと、

いくつかの石がありました。

井戸の跡のようです。

 

 

社務所でお守りと書置きの御朱印を買い求めながら、気になったので石のことを尋ねると出てきて教えて下さいました。

 

落ち葉が積もっていたので取り除き、薄くなって読みにくかった説明書も読んで下さいました。

「水光姫命が応神天皇の御代に竹内村の三角磐に降臨され、子孫の加弥比加尼(かみひかね)に命じて当地に祀られたもので、その姿は白蛇であって神社の北東の御陰井に封じた」

と社伝にある井戸跡とのことでした。

 

私も中に入れて下さり、お写真も撮らせていただけました。

他ははっきり写っているのにこの石だけすごくぼわ~~んとして写っているのが不思議です。

この石は蓋石で、これを取ると大和が水浸しになるという伝承があるのだとも話して下さいました。

 

速秋津彦命神様の封印されていた亀石の伝承と通じるものがあることもわかり、お尋ねして良かったです。

(*´ω`)

 

 

井戸跡から拝殿御本殿を見たところ。

 

 

参道には赤白の曼殊沙華も咲いていました。

 

速秋津姫命神様の益々の御開運と御繁栄、いっそうの御活躍を心よりお祈り申し上げます。

<(_ _)>

 

神社の方にもいろいろとお世話になり、おみやげもたくさんいただきました。

 

ありがとうございました。

 

 

🌾

 

参考*竹内街道について

推古天皇21(613)年に難波津と飛鳥・小墾田宮を結ぶ「大道」として整備された我が国最古の国道は、「難波大道」「竹内街道」「横大路」の三つの道から構成される。

この道を基準にして藤原京も造営され、今なお東西南北の地割として残る。