ビンゴひとつめは、数年前に地図を見ていて知った神社で、画像を検索すると力を感じる摂社があったので、常にではありませんが気にはなっていました。
京都市左京区修学院宮ノ脇町16番地。
鷺森(さぎのもり)神社。
地下鉄烏丸線松ヶ崎駅で下車し、徒歩20分ほど。
創建千有余年。
祭神は素戔嗚尊(鬚咫・すだ天王)。
拝殿の前に立つと奥のぼんぼりがセンサーで灯りました。
御挨拶と自己紹介を申し上げました。
画像で力を感じたのは、右手の奥側の摂社でしたが、、
もう何年も前のことでもあり、この日の実地での体感はありませんでした。
左にも摂社がふたつ並んでいます。
拝殿前から、次の目的地の曼殊院へまっすぐ小径が続いていました。
境内はとてもきれいに整えられていました。
小径の左に少し雰囲気のある林道がありましたが、行ってはみませんでした。
曼殊院の苔と散紅葉。
ふたつめは、曼殊院門跡にある〈菌塚〉です。
昭和56年に元大和化成株式会社・取締役社長の笠坊武夫氏よって建立。
研究や開発のために死滅した菌類に感謝し供養したいとの願いが込められています。
「人類生存に大きく貢献し犠牲となれる無数億の菌の霊に対し至心に恭敬して茲に供養の憶を捧ぐるものなり」という碑文があり、毎年5月には法要が行われています。
微生物や発酵に関する本を読んでいたころ知りました。
以前記事にした時は、「足を運ぼう」とまでは思いませんでした。
ネットの画像をいろいろ見ているだけではわかりませんでしたが、ここは足を運んで来てほんとうに良かった!!と実感しました。
思っていたよりとても良い場所にありましたし、意識を向けたとたん胸があたたかくなりました。
足元は落葉がたくさん積もってふかふかでした。
右にあるサザンカが美しく、菌塚に供花はありませんでしたが、ふかふかの色とりどりの落葉とこちらのサザンカで十分でした。
近づいて行くと、菌塚の左の林の高い梢に急に風が吹いてきてザザザーッ、ザザザーッと鳴り、しなっていました。
まっすぐずっと左にはさきほどの鷺森神社があります。
自己紹介をして、微生物や菌、すべての生命に感謝し想いをはせました。
・・でも祝詞を唱えるのはそぐわないし、どうしようとしばし困っていると、「ビシュヌ神様」と口をついて出てまいりましたので、「ありがとうございます」と申し上げました。
そしてお辞儀をしておいとまを致しました。
みっつめは、曼殊院からまた20分くらい歩いたところにあるお店。
「一条寺中谷」です。
おめあては コレ。
京風白みそ雑煮と季節のおこわ、と
珈琲と甘味のセットの“いろどりごはん”。
甘味は洋菓子和菓子から選べますが、大人気の洋菓子“絹ごし緑茶ティラミス”にしました。
^^) _旦~~
ごちそうさまでした。
帰りは最寄りの叡山電鉄一乗寺駅から出町柳へ行き、京阪電車に乗り換えて七条で降り京都駅まで歩きました。
・・京都にはもう足を運ぶことはないかと思っていたのですが、行きたいと思うところが徒歩のエリアで三つ(ビンゴ)になったので、久しぶりに出かけて来ました。
(なにより最後の“くいしんぼうの修行”で決定的になりました)
京都タワーと京都駅の間の青空を仰ぎ見ました。
令安大神界の益々の御開運と御繁栄をお祈り申し上げます。
<(_ _)>
*蛇足*
帰路の途中から頭がすごく痛くなり、ニ、三日続きました。
足を運んだあたりには曼殊院前に天満宮(菅原道真)。
一条寺中谷へ歩いて行く途中には徳川家康ゆかりの圓光寺。
茶店のすぐそばには宮本武蔵と吉岡一門の決闘地として有名な一条寺下り松がありました。
こちらもビンゴΣ(゚Д゚)
成敗されているとはいえ、なにがしかの残滓があったのでしょう。
*蛇足の蛇足*
ビンゴなら5つではないか?と自問自答。
きっとわたしにとっては“くいしんぼうの修行”が3つぶんに相当するのだと思い、納得。
(*´ω`*)