奈良には「薬師寺」と「新薬師寺」があります。

建立の新旧での名称の違いと思っておりましたが、
さにあらず(*_*)

「新薬師寺」の「新」は、「あたらしい」ではなく、「あらたかな」・・・
「霊験あらたかな薬師寺」の意味とのことをはじめて知りました。

十二神将様に逢いに行ってまいりました。
(もうひと月以上前ですけど、ごめんなさい)


 

旅の初日も不思議な雲のお空でした(´∀`) ♪


 
 天平十九年(747)、聖武天皇の病気平癒を祈願して
お后の光明皇后によって創建されました。

奈良公園を歩いても行けますが、かなり時間がかかります。
京都に立ち寄っていたため 3時近くになったので、
市内循環バスに乗り、最寄りで降りて15分歩いて行きました。


 
 
国宝の本堂です。奈良時代の建物です。

当時は大伽藍でしたが、落雷による炎上や、
大風などで倒壊し
創建当初の建物はこの本堂だけになっています。

もともとは、七仏薬師、脇侍の菩薩二体ずつ、
十二神将が並んだ東西に長いお堂(横幅約60m)に安置されていたそうです。


現在のこの本堂は、もともと修法を行うためのお堂だったようです。

堂内には円形の土壇(高さ約90cm、直径約9m)が築かれ、
壇上に薬師如来坐像、十二神将立像が安置されています。


 


なお、十二の数から、干支(方角)が割り当てられていますが、
それは後世につくられたみたいです。

十二神将とは、薬師如来を信仰する人を守る、夜叉(やしゃ・・・
インド神話で森林に住む精霊)の大将です。



いちばんお逢いしたかったバサラ大将さま。
以前は500円切手の図柄になっていました。
(今は奥入瀬渓流の図柄です)
オグシがスーパーサイヤ人ですねヽ(゚◇゚ )ノ


 


インダラ大将さま。

  
 


ハイラ大将さま。
 
 


サンテラ大将さま。

 


ショウトラ大将さま。

 


ビギャラ大将さま。

 


マコラ大将さま。

 


クビラ大将さま。

 


シンダラ大将さま。

 


メイキラ大将さま。

 


アンテラ大将さま。

 


アニラ大将さま。

 


すべて奈良時代につくられた像で、国宝になっています。
(江戸時代の地震による倒壊で、一体は損傷→補作されています)

本堂内で買い求めた絵葉書を写真に撮らせていただいたものです。

十二神将さま、遅くなりました。
ありがとうございましたm(_ _ )m