本日9月30日(39w4d)
PM12時29分

2986gの男の子を無事に出産しました。




初めて夫が撮った息子(多分スマホ)





昨晩破水してからの入院。
本日陣痛待ちをしていましたが
昼食後、心拍エラーとなり、緊急帝王切開となりました。



心拍エラーの警告アラームが鳴り響く中、突然酸素マスクをつけられ沢山のスタッフのピリついた空気を感じながら
助産師さんの指示で四つん這いになり同意書を書き


「帝王切開でも何でも良いのでとにかく助けてください!助かりますか?赤ちゃん…もう動きませんか…?」



と恐怖と絶望でいっぱいの中
沢山励ましてくれた助産師さん、先生の皆さん。





術前に心拍確認でき、食後から15分後、元気な産声を聴くことができてやっと安堵し、涙がポロポロ。


「本当に私の赤ちゃん?泣いてる…」

それくらい不思議で神秘的な体験でした。




何か赤ちゃんに声をかけようと思っていたのに、安堵でいっぱいでただただ皆さんに「ありがとうございます」
と言うしかできませんでした。





きっと命の奇跡を当たり前と思っていたらもっと楽しい妊婦生活を過ごせていたかもしれません。


だけど妊活、治療、流産を経験して、命が誕生するっていうのは奇跡なんだと身を持って感じ、周りにもそれを大切にしている方と沢山出会い

だからこそとても慎重な妊婦生活を送ってきました。




初期はエンジェルサウンズが欠かせなくて、1日2回以上は聴いて不安を軽くしてた。

後期は赤ちゃんが沢山蹴ってくれるようになって、胎動で安心してから眠ることができた。

夜中目が覚めた時、胎動がないと不安で次の胎動が始まるまで寝ないで待っていたり。


何かあった時の為に、最後まで枕元にはエンジェルサウンズを用意していました。

実際昨日の健診時、羊水の量が少ないことを指摘され、胎動も弱かったので最後までエンジェルサウンズを使用していました。







生まれてくるまで100%大丈夫!って思えなくて

結局最後の健診までエコー時はちゃんと生きているか毎回不安でした。

本当は「今日はどれくらい大きくなったかな〜」
なんて楽しみにしながら健診に行きたかったな。




こんなお母さんでごめんね。
不安ばかりでごめんね。

って何度も思いました。




1度目の妊娠は不安より期待のほうが大きかったのに。
妊娠したら無事に出産できると信じるしかしていなかったのに。

人が変わったかのように、赤ちゃんのことを心から信じてあげられなくなってしまった自分に嫌気がさしてしまったこともあります。





それでもやってきてくれた赤ちゃん。

元気だよ〜!って胎動でアピールしてくれた赤ちゃん。

最後の最後まで不安でいっぱいでしたが、すぐに元気な産声を聴かせてくれた赤ちゃん。






治療もヘパリンも沢山の薬も、嫌だ嫌だ言っていましたが
終わってしまえばその苦労も薄れてきました。

そう思えたのも赤ちゃんの元気な顔が見れたからこそ。
ブログを通して同じ経験をしながらも頑張っている仲間が沢山近くにいたこと。

赤ちゃんと家族、友人やブログ内で沢山の方の支えがあったからこそ今日という日を迎えることができたした。




1年前、想像もつかなかった今日。
今年の1月まで辛くて泣きながら通院していた当時の私には想像もつかなかった10ヶ月後の私。


自分で経験したからこそ、これから出産される妊婦さん、今も頑張っている妊活&治療仲間の方、
今辛くても頑張った先に赤ちゃんと会える未来が待っていますように。


心から祈っています。








赤ちゃんが生まれた記念に
と夫がプレゼントしてくれたブレスレット


一昨日届きました。

夫のほうが白いのよ…



お守りに持っていきました。


本当に会えて良かった。





予想外の緊急帝王切開となり、その後の経過等、皆さんのレポに現在とても助けられているので、書く予定はありませんでしたが帝王切開となった理由も含めて、落ち着いたらこちらのブログでレポを書こうと思います。



引き続きもう少しだけこのブログとおつきあいくださいクローバー