新谷かおる先生の作品です。
「エリア88」は本当にかっこよくて面白い。
戦闘機乗りの他のお話も面白くて良いのですが、ストーリーものとしては「エリア88」はいつ読み返しても面白いの一言に尽きます。
かっこいい人間が、たくさん出てきます。
主人公は航空機のパイロットになる寸前に、親友(と思っていた)にだまされ、傭兵として紛争地に送られ、戦闘機に乗り込み契約が終わるまで生き残ってやる!というところからスタートします。
たくさんの傭兵仲間とともに過ごし、ともに闘ううちに、雇用主の闘いの大義名分に協力していくことになり、最後は仲間達がほとんど死んでしまって、ハッピーとは言えない哀しい結末になるのですが、面白かった。(ある意味、テレビ版のΖガンダムの終わり方に似ているのか。Zガンダムは、映画版でハッピーエンドに書き換えられてます。)
新谷先生の漫画は、本当にドラマチックで面白いんですよね。
重い根底のストーリーがありながらも、笑いありで。
「クレオパトラDC」も、あっという間に読んでしまいます。あり得ないことなんですけど、引き込まれて読んでしまう。「クレオパトラDC」は、割と明るい方かなー。その引き込まれ感は一条ゆかり先生の「有閑倶楽部」に似ている。
孤児だったクレオパトラに、ある日突然億万長者の遺産が入り…というお話で、クレオパトラの性格が本当に良くて素敵な女性なのですね!
「砂の薔薇」も、すごく好きな作品で面白いです。
テロによって我が子と夫を殺された女性が、対テロ作戦を行なう民間企業で訓練し、自分の子どもと夫を殺したテロリストを殺すまで戦い抜く!というもの。
こちらは、最終的には哀しい結末にはなるのですが、強く生き抜く女性たちをたくさん描いています。
信念を持ち、強く賢く闘いつつも、自己中心的ではなく、優しく可愛い女性に、私は憧れているのかもしれませんね。