雪と妖怪② | 境港妖怪検定上級合格への道

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さて、雪にまつわる妖怪は、

けっこうありますキラキラ


【白粉婆】

能登半島に伝わる妖怪。

大きな笠をかぶり、雪の夜に酒を買いに行く。

(普通やん?!)


【雪降り婆】

長野県諏訪市の妖怪。

雪の降った夜にあらわれ、常備している紐で出会った人を縛っていく。

(縛っでどうするのか気になるねん!)


さてさて、ここからが、

妖怪研究として面白いところ。

流れ星流れ星流れ星

【雪婆(ゆきんば)】

愛媛県の妖怪。

雪が降る頃には、雪婆が来ると言って、

子どもを外に出さないように注意する。

雪上に一本足の足跡を残す足


【雪坊(ゆきんぼ)】

和歌山県の妖怪。

雪が降った翌日、木の下に円形の窪みがあるのは雪坊の足跡だと言われる。雪坊は雪の夜に一本足で跳び歩くそう足


【一本足】

同じ呼び名で呼ばれる妖怪は、各地でみられる。

静岡、愛知では、

どちらも雪の上に片方だけの足跡をつける足


【一本だたら】

紀伊半島の山中(果無山脈)や、奈良の伯母ガ峰に出現。

12月20日だけ出現するので、

その日は山入りしないとされる。

果無山脈の一本だたらは、一本足で目が皿のような姿。

伯母ヶ峰の一本だたらは、電柱に目鼻をつけたような姿で、宙返りしながら、雪の多い日に一本足の足跡を残す足


なんてことでしょう!

雪の上に足跡足をつける妖怪がこんなにも!

しかも4つとも、山の妖怪で、足が一本しかない!


しかも一本だたらについては、

なぜ12月20日なのか?!


山、雪、一本足、この共通点やいかに?!


こりゃぁまた、調べごたえがありますな電球