今日は、家族の協力を得て、
 
 
朝一で、ずっと見たかった話題の映画、
「ラーゲリより愛を込めて」を見てきました。

ヒカルさんがあらすじを語ってるのを

見て「うわ、これ絶対見たい…!」となり…

 

(↓これの開始10分くらいのとこから)

 

 

 

ここ一週間くらいはラーゲリを見に行く機会を伺いながら

日々を過ごしてましたよ…

昔はもう少し頻繁に映画館に足を運んでたけど
子供が手がかかる年齢だと、映画館で映画見るのって、

果てしなくハードル高いですよね…。

 

最近の動画視聴スタイルとして、動画サブスク駆使して

隙間時間にちょこちょこ見進めて、

倍速&10秒とばし連打…!!が基本だったけど、

 

(↑映画好きの方に、映画冒涜スタイルといわれるやつだけど

こうでもしないと、見ないままか、睡眠時間なくなって死ぬんです)

 

数時間どっぷりその世界観にひたって、大画面で作品と向き合うのって、

やっぱり贅沢な体験ですね…。

 

なんかもう

 

映画館に到着して、

「これから一人で映画を見る」

って段階で、ひと感動してしまった。

 


で、肝心の作品についての感想ですが。

 

あらすじを知って見に行ったので、

人が亡くなるシーンで涙は出なかったんです。

 

でも、そうではなくて、

 

何気ない日常の、

小さな娯楽、ささやかな希望、人と人との心のふれあい…

 

そんな描写に涙が止まらなくなりました。

 

つらい毎日の中でも、

「明日もきっといいことがある」と

信じられる瞬間があるから、

人は生きていけるんだな、とか、

 

幸せって、生活のなかに、

ひそんでいるんだな、とか。

 

言葉に変換するとどうしても稚拙になってしまいますが、

幸福や人生の本質に改めて気づかせてもらえる時間でした。

 

主人公・山本幡男さんの生き方を見て、

周囲に希望を与えようとする人が、

強くなれる人なのだ…と、私も、強く生きるために、

希望を与える側になるぞ…とも思いましたね…。

 

半径5メートル野望という本のなかに

「元気は、元気をもらおうとするのではなく、

人に元気をあげようとした時に湧いてくる」みたいなことを

たしか書いたんですが、希望も同じで、希望を探し続けるのではなく、

希望を誰かにあげようと思った時に湧くものですよね。

 

 

それから、山本幡男氏が

死の間際で書いた遺書の内容を知って、

 

死ぬ時に、愛する人に一番伝えたいのって

「感謝」なんだな、と…

 

つまり、生きている間に、

 

感謝の気持ちを直接、

相手に伝えられることは、

これ以上ないくらい幸せなこと

 

なのだと気づけました。

 

ありがとうとか、幸せとか、

そんなシンプルな言葉、出し惜しみせずに

感じた瞬間に相手に手渡しながら生きていけたら、

幸せな人生になりますね。

 

というわけで、

すごくいい映画でした。

 

忙しい中で、映画を見に行くための様々なやりくりは、

大変だと思いますが、もし見に行けそうな方がいたらぜひ。

 

私は、明日からも人生頑張ろう…という

希望をもらって帰宅しました。