林修先生の
「仕事原論 壁を破る37の方法」
を読みました。

 

 

 


私、林先生のトーク
好きなんですよね。

キレがあって、毒があって、
すごくためになる。

本も何冊か読んでいるので、
この本はアマゾンのオススメに
出てきて、買いました。

いろいろ金言(きんげん)が
あったから、私が読書ノートにメモした
フレーズをいくつかご紹介したいんだけど、
まず「うまくいく仕事が天職」っていうの。

これね、好きとか、嫌いとか考え続けると
好きな仕事の中にも嫌いな部分ってあるし、
好きとか嫌いとかにこだわりすぎるのも
よくないと思うんですよね。

だってその仕事をこなせているってことは
ある程度求られているってことだし。

私は積極的に好きとか情熱を持てることよりも
やだなーって思わないことが大事だと思っているので
割と林先生の言葉選びと近いところがある。

あと「やりたくない仕事を全力でやると
やりたい仕事に近づく」ってこと。

これ、別にやりたくないことを
無理にやれって言ってるわけじゃないの。
だけど、物事には段階があるじゃない。

サッカーの地元チームでプレーしてても
いきなり世界大会いけないじゃん。
やっぱり世界にいくためには
段階ふまなくちゃいけないんだよね。

これってどの仕事でも一緒だから
基礎練習って面倒だったり
つまんなかったり、
同じことの繰り返しだなーって
思うこともあるかもしれないけど
そこをすっとばして
その先にはいけないっていう
ステップはどの仕事にもあるから、
そりゃ、基礎練は飛ばしちゃダメだよねっていう。
それだけの話だと思う。

あと、これは最もしびれた言葉かも。

お金は「使った分が自分の財産」
お金を使った経験が内なる財産になる、
っていうエピソード。

そっか、稼いだ分が自分の財産って
思いがちだけど、たとえば
起業家さんって10億は持ってないかも知れないけど
いろんなところからかりてきて10億円分の
お金を動かして事業を作っていたりするでしょう。
それがもう財産なんだよね。

だから、稼いだ分を、大事大事に貯金しているだけでは
たぶん人間的には大きく慣れなくて、稼いだ分を
ちゃんと自分の人間的成長だったり、周りの人への
恩返しだったり、社会のためだったり、
いろんなかたちで使える人が財産持ちになれるんだと思う。

このへんがすごく面白かったです。