読書の楽しみについて今日は話そうと思います。

読書が嫌いとか苦手って人もいるとおもうけどね、
そういう人は、自分に合った本をまず1冊でもいいから
みつけると、途端に読書が面白くなると思います。

それから、読書に対する思い込みを捨てて
自由に楽しんでみて下さい。

役立つ読書をしようと思わず、
まずは楽しむ読書を目指してみて下さい。


たとえば、本は終わりまでしっかり
読み切ろうとしなくて平気です。
私は本も平気で損切りしちゃいます。

私は、読書は一冊を読み切るためのものではなく、
自分の人生に合うものをみつけるための旅みたいな
感じで捉えていて。本を読むってことを目的化しないで、
自分に合う本を見つけるってことを目的にしてるの。

だから、途中まで読んだけど
読みきってない本もたくさんある。


最初は楽しくぐいぐい読んでたけど、
だんだん飽きてくる本っていうのもあるんだよね。

人間関係と一緒。3回目のデートまでは
楽しいけど、4、5回目から違うかも?って思う人もいる。

ビジネスの話はすごく楽しく出来るけど
恋愛相談はいまいち頼りにならない人もる。

友人に対しても、ここは好きだけど
ここは苦手だなってことありますよね。
本もそれと同じで大丈夫。

かと思えば、運命の出会いを感じる人もいる。
過去には必要だったけど
今はもう必要じゃない人もいる。

だから、私、本はがんがん買います。
他のものはレビュー読んで吟味しちゃうけど
本は直感でがんがん買います。贅沢に。

で、結構売ります。
私、買う量が半端ないので
全部本棚に残してたら、本で家の床が抜けるか、
本で自分の居場所がなくなるのね。

1日で10冊とか買っちゃう時あるから。
このペースで買ってたらやばいでしょ。

だから、試し読みしたり、気になるところだけ読んで、
自分向きじゃなかった本はがんがん売ります。

そして、そのお金でまた新刊を買って、
これはと思う、何度も読み返したいものや
今後何かのコンテンツに参照したいものだけを本棚に残します。
私の家では常に本が循環してる。

Kindle本で読む場合も多いけど
最近はおうち時間が長いのと、
私、読書は生産性のためというよりは
自分の楽しみ
という比重が大きいから、
紙で買うことのほうがまだ多いかな。

本っていうものがまず好きなんですよね。

本の装丁ってさ、一冊一冊著者と
物語にあわせて丁寧に作られていて、
本棚における芸術品なんですよ。

モナリザって、ググって知ってるけど
やっぱり、本物を美術館で見てみたいっておもうじゃん、

それと似ていて、本って、本を選ぶ瞬間から、
表紙を見て感じる感情とか、
ページを1ページ1ページめくる感覚とか、
読み終わって、ほっとしたような、
物足りないような、もっと物語の中にいたいような
余韻にひたるようなところとか
全部合わせて私にとって「体験」なんですよね。

だから、紙でじっくり読みたいです。

一日に10冊ペースで買うとね、どんなに厳選しても
読みきれない本が出てくる。あとのっけから
「あ、間違った!」とか「この文体、好きじゃなかった」
とかもある。

でもね、何冊も
読み続けてると、ほんとにピタッとくる本がある
んですよ。
それが快感なの。

たくさんたくさんデートして、
最後の最後にいい人に会った!みたいな
のと同じで、たくさんたくさん本を読んできたのも、
この本に出会うためだった!
って思える本が必ずある。
そういう本に出会うと、読書観が変わる。
そして、もちろん、人生観も変わる。

だからね、読書が苦手な人も諦めないで。

ぴったりくる本に出会えた瞬間に
本は楽しくなる。

そして、そんな本にはなかなか会えない。

この2つ、頭にいれながら
ぜひ良い本と出会うための
旅をしてください。

 


▼サムネイルで持っている本はこの2冊です。