こんにちは。ブロガーで作家のはあちゅうです。

今日は「肩書」に
こだわらないで生きていこう
という
話をしたいと思います。

私は以前書いた
「自分を仕事にする生き方」
という本の中で、

 

 

 

 


これからは何をしているか
わからない人の時代になる、

という話を書いているんですね。

これまでは「何をしているか
わからない人」というのは悪口だったけど、
これからは同じ言葉が褒め言葉になるって
書いてるんです。

そして、私はいずれ
みんなが「自分」を仕事にするような
働き方や生き方をする時代になっていく

思っています。

今ね、一つの働き方だけでは
リスクが生じるようになっているんですよね。

私は昔から作家になりたいと思っていたんです。
本が好きだから、本を書く人になりたかった。

ただ、今、もしも本を書くことだけに
こだわっていたら、たぶん出版不況の中で、
暮らせていないと思います。

私の場合は、SNSに先に出会った。

 

そしてブログがきっかけで、本を出すことが出来て、
今も、こうやってユーチューブで発信したり、
ブログを書いたり、本を書いたりしながら
いろんな収入源の合算で暮らせています。

もし、本を出す「作家」という肩書にこだわっていたら
今頃、暮らせていないし、コロナによる売上減少で、
さらに苦しくなっていたと思います。

コロナは誰もが予想もしていなかった悲劇で、
これがあってよかったとはとても思えないし、
新しい生活様式が発表された今でも
私は「コロナがなかったらなー」って思ってしまうけれど、
ただ、誰もが直面した危機の中で、
一つの業態に縛られず、状況に合わせて
ビジネスモデルを変えたお店は、
損害を最小限に抑えることが出来ているんですよね。

一個人に置き換えても、
仕事がお休みになっちゃった人が
ウーバーイーツの配達員をやったり、
これまでオフラインでやったことをオンラインに
置き換えて、生計を立てているという記事を読みました。

フットワーク軽く、状況の変化に合わせて
自分の出来ることで、稼ぐ手段を見つけていることは
素晴らしいと思います。

そうやって変化に
対応していける人
は、どんな時代でも
生き残れるとおもうんですよね。

繰り返しになるけれど、コロナがあってよかったとは
思っていません。

ただ、コロナによって、働き方や、ビジネスの
根幹を再考せざるをえなくなり、オフィスの意味、
働くことの意味、生活と働き方のバランス、
幸せというものについてを

組織レベルでも一個人レベルでも
見直さざるを得なくなりました。

こういう時代の変わり目には、
ちゃんと、自分のあり方も変えていかないと、
ダメだなって改めて思っています。

私ね、なりたいものを職業で選ぶ時代がもう終わるとおもうんです。

例えば、人を救いたいっていう思いがあっても、
助け方にはいろいろあって、お医者さんになって相手の病気を治してあげるという方法。

 

弁護士になって相手を悩みから解放してあげるという方法。
エンタメ人になって、その人をコンテンツで癒やしてあげるという方法。
いろんな助け方があって、どの仕事も、大切だと思うんですよね。

たとえば、誰かを病気から救ってあげたいって思っても、
お医者さんになる方法もあれば、研究者になる方法もあれば、
事業を立ち上げて、たくさんのお金を、研究機関に
寄付することも出来る。いろんな助け方があるわけです。

でも、「将来何になりたいの?」って聞かれる
小学生や中学生の時点では、
研究者になるとかお金を研究機関に寄付するっていう
方法が思いつかなかったり、どんな肩書になれば
それが出来るかわからなかったりする。

だから、イメージしやすいお医者さんになる、
ってことしか頭に浮かばなかったりする。

お医者さんになることだって素晴らしいことだけど
たとえばその人が血が苦手で、血を見ると
気絶しちゃうとかだったら、お医者さんにはなれないんですよね。

じゃあ、そういう人は病気の人を救えないかといったら
そういうことではない。自分の得意とやりたいことを
つなげたら
いいんです。その方法は、目の前にあることを
やりながらゆっくりゆっくり考えたらいいんです。

私も、いつか書くことを仕事にしたいと
思いながら6年間会社員をしていました。


会社員をやりながら、自分の得意分野を増やして、
お金を稼いで貯金して、色んな人に出会って
人生勉強をして、ゆっくりゆっくり
今の働き方につなげていったんですね。
そうやって準備したからこそ
今があるんだと思います。

でも、今の働き方を
これからもずっとするとは限らないし、
コロナと同じくらい大きな、全てを変えてしまうような
出来事が起こったら、私の仕事は成り立たなくなるかもしれない。

そういう時も、自分の得意と、やりたいことを軸にしながら、
やりかたを変えて、挑戦
しようと思います。

そのときに、肩書に固執したり、
これまでのやり方にこだわっていたら、
変化できないんですよね。

だから、肩書にはこだわらず、
働き方を考える時は、
何になろう?って考えるよりも
自分のやりたいこと、出来ることに
フォーカスして
、それをやり続けているうちに
名前のない働き方にたどりつくんじゃないかと思います。

その結果「何をやっているかわからない人」
とよばれるかもしれないけれど
そうやって何をやっているか一言では
説明しきれないくらい、いろんな肩書を持ちながら働く

のが今後の時代のスタンダードになっていくと思います。
今日はここまでです。ではではまた!