(You Tubeの書き起こしです)


この番組では、
たまに人生を変える本を
取り上げようと思います。

抽象的な概念で、
メンタルが上がった気分に
なるだけの本ではなく、

具体的な知識やツールを
教えてくれる、読んで絶対に損をしない
本だけをご紹介しますので
もし紹介を聞いて、
さらに興味が湧いたら
ぜひ、本もチェックしてみて下さい。

最初の一冊は、
女医の友利新先生が
書いた「やめる美容」という本です。

 

 

 


やることを増やすのではなく、
やめることを増やすという提案。
忙しい子育て中の女性に
役立つ内容がぎっしりつまった本でした。

本書は四章にわかれていて、

第一章は食べ方の基本、
第二章はオイルのやめかた、選び方、
第三章はやめるべき習慣、
第四章は生活習慣について書かれています。

順番に、私が「取り入れよう!」とか
「知らなかった!」と思ったことを
ピックアップしていきますね。

まずは第一章。
タンパク質が大事というのは
すでに定着している知識ですが
健康でキレイにいるために目安にしたい
タンパク質の黄金比は
大豆:魚介:肉が2:3:2だそうです。

そしてさらに、肉は鶏肉が半分、もう
半分は豚肉や牛肉などの赤身肉の
割合がいいそう。

さらに、これは私は知らなかったのですが
鶏肉のとりすぎは、オメガ6という
必須脂肪酸のとりすぎになってよくないそう。
だから、コンビニで気軽に手に入るからと言って
サラダチキンだけ食べているのは良くないんですね。
このオメガ6の過剰摂取は老化の原因になるそうです。

それから野菜はアブラナ科の野菜がいいらしくて、
ケール、ブロッコリーをとればいいそうです。
ブロッコリーは旦那がいつも食べているのですが
ケールもこれからは足そうと思いましたね。

あと、女性は大豆が体にいいと思っている人が多いけれど、
大豆を分解する酵素を持っている人と持っていない人がいて、
日本人の2分の1は大豆の分解酵素をもっていないんだそう、
よく、プロテインとかでも、大豆を原料にした
植物性のプロテインを飲んでいる女性がいますが、
摂取すると痩せるというエビデンスが確立されているのは、
動物性プロテインのほうだそうです。

あとは動物性のミルクプロテインは牛乳よりも
ヨーグルトのほうがよくて、
ヨーグルトの中でもギリシャヨーグルトは
プロテインの塊だそうです。

それから、みんなが体のためと思って摂っている
美容ドリンク、野菜ジュース、コンビニサラダ、
カロリー計算、糖質オフ、ココナッツオイル、
「肉での脂肪燃焼」、グルテンフリーなどにも
誤解があることが語られています。

あとランニングも、体に過度に負荷をかけてしまうので、
老化を促進させるそうで、ランニングよりは、ウォーキングと
スクワットをするのがよいそうです。これは私も前から
旦那が言っていたことなので、実践していましたが、
ランニング神話は結構根強いのでここでも
ピックアップさせていただきました。

そして、ここが一番私の中で
目からウロコだったことで
早速育児に取り入れているのは、
アレルギーが口からではなく
皮膚にアレルゲン物質が触れることで
発症するリスクがあるということ。

ある研究者が離乳期からピーナッツが
含まれるおやつを食べる子と、

ピーナッツを含む食品を避ける傾向にある子を比べたら
ピーナツを避けている子のほうが、
アレルギーになりやすく、

さらに研究を深めたら、ピーナツアレルギーを
持つ多くの子がおむつかぶれなどで肌が荒れた時に
ピーナッツオイルを含むベビーオイルを使用していたらしいです。

バリア機能が低下していた肌へ
ピーナッツオイルが触れて、
アレルギーになったと考えられるそうです。

だから肌荒れしている時に
アレルギーになりやすいものが
口ではなく、皮膚に先につくと、
そこからアレルギーを発症するリスクがあるんですね。

これを知ってから、息子の肌の状態を
しっかり気にするようになりました。

というわけで、忙しくて時間がないママのために、
本書の内容を要約しましたが、
本の中ではさらに、食材の効果的な摂取法、
具体的な組み合わせ方だったり、

結構、私の人生を変えてくれる本でした。
自信を持ってオススメします。

余談ですが、表紙のイラストレーターさんが
私の本の「じゃない幸せ」の表紙をかいてくれた
牛久保 雅美なので、そんな意味でも気に入っています。