アウレリアは、狙った者を匂いで嗅ぎ付け、仕留めると言う少し特別で危険なニンフと言われていました。
そこでエーリックは、彼女を勾留するようにオークの男に、命じていましたが、いつしか、アウレリアとオークの男は愛し合うようになりました。
それをエーリックは、許しませんでした。
そして、アウレリアの愛する男を殺したのです。

ディディたちは、全員でマティアス家に避難しました。
そこにはイェスパーもいました。

ディディは、家主の隠した花の種の入れ物に結び目があることに、気づきます。

月食が迫っていました。
カティは、ディディに告白します。
両親を殺され、妹と二人、エーリックに引き取られていたこと、
ディディがローズの娘であること。

そこへアウレリアがたどり着き、エーリックはディディを連れて逃げました。
月食が、始まるとディディに迫ります。
それをカティとサムエルが助けます。

カティは、月食を生き抜くため、エーリックと関係を持ちました。

アウレリアはディディとサムエルの前にも現れます。
私もオークの人を愛したことがあるのよと、彼女は二人に花の種を一粒ずつ食べさせました。
これで結ばれることができる、と。

そして、事を終えたエーリックを、アウレリアは復讐のため連れ去って行きました。

ディディとサムエルは、やっと、心から結ばれました。



最後に、作り話のはずの結び目のニンフが、マティアス家の娘、マティルダだったことがわかります・・・