【よくわかる犬の遺伝学】(2014年1月30日発行) 犬の遺伝を学ぶのにおすすめな本 | ジャックとカーディガンとフォトブログ

【よくわかる犬の遺伝学】(2014年1月30日発行) 犬の遺伝を学ぶのにおすすめな本


amazonで見つけた
"よくわかる犬の遺伝学"という本です。
そもそも遺伝とは、遺伝子とはというところから、懐かしいメンデルの法則や遺伝の法則を
おもに毛色・毛質の遺伝について重点的に書いてくれています。
カーディガンの毛色については複雑で、以前からよく分からない部分がありそれに関するヒントがないか、
また2014年1月30日出版と新しいこともあって、最新の事も学べそうだと思い購入しました。

結果、「神書籍」でした。

特にこの部分・・

ブリンドル・マールという毛色はJKCでは登録できず セーブルマールとして登録するしかなかったのですが それを覆してくれる内容でした。
昔こちらが「これはブリンドルマールと呼ぶのがふさわしいだろう」と思い
ブリンドルマールで申請したら却下された日を思い出しては
(JKCに対して)「勝った・・」と個人的に満足するこのごろです。
おそらくブリンドルマールは、血統書の毛色欄に ×印(バツじるし)が付くと思いますが、
今後はブリンドルマールを新規に毛色を登録してもらう交渉をして、他のマールが認められるうちはブリンドルマールでも申請できるようにできれば・・と思いました。

なのでこちらの考えでは、
これまで見てきた記憶の中では
ケイとまろんちゃんのB君(いきなり名前出しですみません)が"セーブルマール"で、
それ以外のセーブルマールと呼んできた子たちは、
"ブリンドルマール"と呼ぶのがふさわしいだろうと考えています。
(改めて全ての子を見直したら何頭かの判断は変わるかもしれません)



犬種全体の本にも関わらず、意外にもコーギーカーディガンに結構重点が置いて書いてくれてある部分がありました。
もちろんジャックについても書いてくれてあり、カーディガンに比べるとジャックは理解しやすいと思います。

そしてコーギーカーディガンの毛色の複雑さは全犬種の中でトップといえるのではないかと感じました。

マール因子についても詳しく解説してくれていて、
カーディガンの飼い主様には、とてもおすすめな本です。

こちらのブログでもこの本で学んだ事をいくつか紹介しようかと考えています。


たくさんの謎が解けたと同時に、
この本の内容を全て理解してもまだカーディガンの毛色については謎がある、
現在でも遺伝子について解明されている事はごく一部で、まだまだ謎の部分のほうが多く、
今こうだと言われている事も将来間違っていたという事になる可能性も十分ある、
という事も教えてくれている本です。



~1通り読んでみて 興味深かった2頭の毛色遺伝子の予想~
(1通り読むとこの文字列の意味が分かります。)

ケイ
EME BB KbrKy atat SiSi mm

まろんちゃん
EGE BB KbrKy ayat SiSi Mm


「よくわかる 犬の遺伝学: 健全性から毛色まで、知って役立つ遺伝の法則」