コーギーカーディガンの遺伝子検査と 股関節・肘・膝関節の検査と 交配前のブルセラ症検査のすすめ
今後多方面での交配が行なわれていくであろうと思うコーギーカーディガンの交配について、いくつか推奨する事柄が出てきましたのでこちらでお知らせさせていただきます。
特に交配を考えているカーディガンには受けておいていただければという内容で
以下の3つの検査となります。[( )内は検査にかかる合計費用の目安]
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査(約15500円)
[2]股関節・肘・膝関節の検査(約6000円)
[3]ブルセラ症の検査(約5000円)
この中で、特に[3]については、交配の相手が一般家庭の子ならまだしもですが、
相手がブリーダーさんの場合は、
一気に廃業まで追い込んでしまったり、その犬、その犬舎の歴史をそこで終わらせる事になったり、金額的にも、何百万・何千万という被害も出させてしまう可能性もあるので、
特に受けておく事をおすすめします。
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査
[2]股関節・肘・膝関節の検査
については、
こちらから巣立ったカーディガンたちや日本のカーディガンのデータがどのような感じなのか
今さらながらですが とても気になるものがあり、
検査を受けられた方はその後に 他のカーディガンはどんな感じなのだろうか・・?と気になる方もきっと多いだろうと思い、日本のカーディガンのそれらの情報をカーディガンの飼い主様で共有できるような事ができたらとても参考になると思いました。
もしかしたら検査機関で同犬種の検査結果をデータベースとして公開したりしているかもしれないので、そうであればとてもありがたいのですが。
↓
アメリカの遺伝子検査期間OFAでデータベースを公開してくれていました。
こちらにいたカーディガンたちはこれらの検査はしておらず、そこをツッコまれると返す言葉もないのですが、だからこそ今後交配を考えている人たちには、繁殖を考える自分自身や交配相手に対してもより気をしっかり持って交配~出産~次世代の繁栄に臨んでいただけるように受けていただければと思っています。
こちらのこれまでの活動を見てきて、参考になる部分や反面教師にするべき部分があると思います。
今後の人たちには 色々な面でMIE DOGのレベルを 早めに越えていってくれるような事になれば こちらとしては嬉しい事だと思っています。
人工交配についてもそれぞれの人たちが出来るようになってくれればとても効率的になるので
希望の方にはその旨をご連絡いただければやりかたを伝えられたらも思っています。
この分野についてはどこまで公開していいのか迷うところなのですが、HPで品よく説明できる範囲で簡単な説明をUPしたりするかどうかも考えています。
こちらの今の予想としては、仮に30頭のカーディガンのデータが集まったとして
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査では、
おそらく発症という子は0、因子を持っている子は2,3頭くらいのようなイメージで予想していて
[2]股関節・肘・膝関節の検査については、各部位を専門家が見てそれぞれの合計点数での判定のようで
区切り方が難しいところですが、
「問題なし」:「微妙なライン」:「アウト、もしくはアウトかもしれない」
=
6:3:1くらいになるのではないかと予想しています。
良い方向にこの予想が外れてくれる事を願いたいところです。
交配の予定がないカーディガンについては、データを取りたいという意味で
興味がある方には受けていただいて結果をお知らせいただければ嬉しく思いますが、
もし検査を受けて結果が思わしくなかった場合、早めに知れたことで早めの対策が打てるという反面、
別に知らなかったら毎日明るく過ごせていたのに、知ってしまったせいで暗い影を落とすことになってしまった・・・というようなデメリットもあると思いますので、特に必要でないと感じた方は受ける必要はないと思います。
検査を受ける事でブログやSNSの話題のタネになったり、何か一歩進んだ事をした、新しい世界を見れた、というアドバンテージな感覚も感じる事ができるのではないかと考えています。
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査(約15500円)
については、毛色の因子やマール因子の検査とEM(メラニンマスク)遺伝子座 (MC1R)(顔先の毛色が黒みを帯びる遺伝子)もセットで行なってくれるようなので、
その検査の結果もどのような感じで表示してくれるのかなどとても興味深いものがあります。
隠れマール因子というのもあるようなので、自分のカーディガンがマール因子を持っているのかどうかを判定してもらえるとは、なかなかすごい事ではないでしょうか。
以下に検査の手順や検査機関などについて詳細を書きます。
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[1] コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査:15500円くらい(複数頭割引あり)
検査機関:Orivet.jp http://www.orivet.jp/index.php
※こちらも実際に利用した事はないのでHPで見た知った情報だけを書きます。
検査可能な年齢については、子犬からでも受けられます。
犬種ごとに検査できる項目が違って
コーギーカーディガンでは
・変性ミエロパチー/変性性脊髄症 (DM)
・進行性網膜委縮症(rcd3 PRA)
・マール遺伝子
・EM(メラニンマスク)遺伝子座 (MC1R)(顔先の毛色が黒みを帯びる遺伝子)(健康には無関係)
の4つを検査してくれて、これに加えて毛色の形質遺伝子検査とDNAプロファイルというものを作成してくれるようで、
いくつか調べた機関の中ではここが一番価格、項目、手間的に良さそうに感じました。
申し込み方法はネットで申し込むと
JKCの♂犬のDNA登録の時と同じようなブラシが送付されるので
そのブラシで口の内側の細胞を採取して機関に郵送する→約3週間後に結果が分かる。
という流れのようです。
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[2] 股関節・肘・膝関節の検査:4000円+レントゲン代(2000円くらい?:獣医による)(複数頭割引あり)
検査機関:JAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)
・申請方法
・撮影方法(レントゲン)
・診断方法と検査結果
他に、OFAという機関と、PennHIPという機関がありますが、それぞれの比較については
こちらのアイリッシュウルフハウンドの飼い主様のページがとても参考になるので、一度ご覧いただければと思います。
PennHIPが一番検査結果は信頼できそうですが全身麻酔が必要な点がハードルが高いと感じてしまいます。ですが獣医さんもより正確な検査をするためにはレントゲンの際麻酔か少なくとも鎮静剤を使いたいところとも言っていました。
なので、こちらの見た感じでは無難にJAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)がおすすめと思いました。
検査は骨格が完璧に出来上がってより正確に診断できる1歳以上からがおすすめという事です。
現在HPを改装中のようで申し込みはメールまたは電話のようです。
[検査の流れ] 獣医さんにこの期間で診断をしてもらいのでそれようのレントゲンを撮ってもらないか相談する→獣医さんでレントゲンを撮ってもらう→機関に送る(獣医さんが送ることになるのか自分で送る事になるのかはまだこちらも分かりません)→約1ヶ月(?)で結果を知らせてもらえる
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[3] ブルセラ症の検査:おそらく5000円くらい
検査機関:動物病院で採血→動物病院が対応検査機関へ送付
検査を受ける推奨時期:交配予定の半年前~2か月前くらい。
♀(メス)犬の場合は半年に一度の交配の時期が来た事を知らせる出血のタイミングが、2ヶ月ほど前後することもあるので、検査結果が分かるのに2~3週間かかるとして、
交配を考えている時期の4か月前くらいに受けておくのがおすすめです。
特によそのブリーダーさんと交配を行う場合には後々のトラブルを避けるため、相手の犬・犬舎を守るという意味でもしておいたほうが良い、ヒトに例えるならHIV検査の感覚に近い検査です。
こちらではほとんど身内での交配ばかりでしたが、今後はいろんな所に住んでいて血統も違うカーディガン同士の交配が増えていくと思いますので、交配を考えている方は、念のための交配の2~3ヶ月くらい前には検査を受けておいていただければと思います。
(使用写真はHPから引っ張り出してきた過去の写真です)
特に交配を考えているカーディガンには受けておいていただければという内容で
以下の3つの検査となります。[( )内は検査にかかる合計費用の目安]
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査(約15500円)
[2]股関節・肘・膝関節の検査(約6000円)
[3]ブルセラ症の検査(約5000円)
この中で、特に[3]については、交配の相手が一般家庭の子ならまだしもですが、
相手がブリーダーさんの場合は、
一気に廃業まで追い込んでしまったり、その犬、その犬舎の歴史をそこで終わらせる事になったり、金額的にも、何百万・何千万という被害も出させてしまう可能性もあるので、
特に受けておく事をおすすめします。
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査
[2]股関節・肘・膝関節の検査
については、
こちらから巣立ったカーディガンたちや日本のカーディガンのデータがどのような感じなのか
今さらながらですが とても気になるものがあり、
検査を受けられた方はその後に 他のカーディガンはどんな感じなのだろうか・・?と気になる方もきっと多いだろうと思い、日本のカーディガンのそれらの情報をカーディガンの飼い主様で共有できるような事ができたらとても参考になると思いました。
もしかしたら検査機関で同犬種の検査結果をデータベースとして公開したりしているかもしれないので、そうであればとてもありがたいのですが。
↓
アメリカの遺伝子検査期間OFAでデータベースを公開してくれていました。
こちらにいたカーディガンたちはこれらの検査はしておらず、そこをツッコまれると返す言葉もないのですが、だからこそ今後交配を考えている人たちには、繁殖を考える自分自身や交配相手に対してもより気をしっかり持って交配~出産~次世代の繁栄に臨んでいただけるように受けていただければと思っています。
こちらのこれまでの活動を見てきて、参考になる部分や反面教師にするべき部分があると思います。
今後の人たちには 色々な面でMIE DOGのレベルを 早めに越えていってくれるような事になれば こちらとしては嬉しい事だと思っています。
人工交配についてもそれぞれの人たちが出来るようになってくれればとても効率的になるので
希望の方にはその旨をご連絡いただければやりかたを伝えられたらも思っています。
この分野についてはどこまで公開していいのか迷うところなのですが、HPで品よく説明できる範囲で簡単な説明をUPしたりするかどうかも考えています。
こちらの今の予想としては、仮に30頭のカーディガンのデータが集まったとして
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査では、
おそらく発症という子は0、因子を持っている子は2,3頭くらいのようなイメージで予想していて
[2]股関節・肘・膝関節の検査については、各部位を専門家が見てそれぞれの合計点数での判定のようで
区切り方が難しいところですが、
「問題なし」:「微妙なライン」:「アウト、もしくはアウトかもしれない」
=
6:3:1くらいになるのではないかと予想しています。
良い方向にこの予想が外れてくれる事を願いたいところです。
交配の予定がないカーディガンについては、データを取りたいという意味で
興味がある方には受けていただいて結果をお知らせいただければ嬉しく思いますが、
もし検査を受けて結果が思わしくなかった場合、早めに知れたことで早めの対策が打てるという反面、
別に知らなかったら毎日明るく過ごせていたのに、知ってしまったせいで暗い影を落とすことになってしまった・・・というようなデメリットもあると思いますので、特に必要でないと感じた方は受ける必要はないと思います。
検査を受ける事でブログやSNSの話題のタネになったり、何か一歩進んだ事をした、新しい世界を見れた、というアドバンテージな感覚も感じる事ができるのではないかと考えています。
[1]コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査(約15500円)
については、毛色の因子やマール因子の検査とEM(メラニンマスク)遺伝子座 (MC1R)(顔先の毛色が黒みを帯びる遺伝子)もセットで行なってくれるようなので、
その検査の結果もどのような感じで表示してくれるのかなどとても興味深いものがあります。
隠れマール因子というのもあるようなので、自分のカーディガンがマール因子を持っているのかどうかを判定してもらえるとは、なかなかすごい事ではないでしょうか。
以下に検査の手順や検査機関などについて詳細を書きます。
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[1] コーギーカーディガンに発症する可能性があると言われている遺伝病の検査:15500円くらい(複数頭割引あり)
検査機関:Orivet.jp http://www.orivet.jp/index.php
※こちらも実際に利用した事はないのでHPで見た知った情報だけを書きます。
検査可能な年齢については、子犬からでも受けられます。
犬種ごとに検査できる項目が違って
コーギーカーディガンでは
・変性ミエロパチー/変性性脊髄症 (DM)
・進行性網膜委縮症(rcd3 PRA)
・マール遺伝子
・EM(メラニンマスク)遺伝子座 (MC1R)(顔先の毛色が黒みを帯びる遺伝子)(健康には無関係)
の4つを検査してくれて、これに加えて毛色の形質遺伝子検査とDNAプロファイルというものを作成してくれるようで、
いくつか調べた機関の中ではここが一番価格、項目、手間的に良さそうに感じました。
申し込み方法はネットで申し込むと
JKCの♂犬のDNA登録の時と同じようなブラシが送付されるので
そのブラシで口の内側の細胞を採取して機関に郵送する→約3週間後に結果が分かる。
という流れのようです。
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[2] 股関節・肘・膝関節の検査:4000円+レントゲン代(2000円くらい?:獣医による)(複数頭割引あり)
検査機関:JAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)
・申請方法
・撮影方法(レントゲン)
・診断方法と検査結果
他に、OFAという機関と、PennHIPという機関がありますが、それぞれの比較については
こちらのアイリッシュウルフハウンドの飼い主様のページがとても参考になるので、一度ご覧いただければと思います。
PennHIPが一番検査結果は信頼できそうですが全身麻酔が必要な点がハードルが高いと感じてしまいます。ですが獣医さんもより正確な検査をするためにはレントゲンの際麻酔か少なくとも鎮静剤を使いたいところとも言っていました。
なので、こちらの見た感じでは無難にJAHD(日本動物遺伝病ネットワーク)がおすすめと思いました。
検査は骨格が完璧に出来上がってより正確に診断できる1歳以上からがおすすめという事です。
現在HPを改装中のようで申し込みはメールまたは電話のようです。
[検査の流れ] 獣医さんにこの期間で診断をしてもらいのでそれようのレントゲンを撮ってもらないか相談する→獣医さんでレントゲンを撮ってもらう→機関に送る(獣医さんが送ることになるのか自分で送る事になるのかはまだこちらも分かりません)→約1ヶ月(?)で結果を知らせてもらえる
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[3] ブルセラ症の検査:おそらく5000円くらい
検査機関:動物病院で採血→動物病院が対応検査機関へ送付
検査を受ける推奨時期:交配予定の半年前~2か月前くらい。
♀(メス)犬の場合は半年に一度の交配の時期が来た事を知らせる出血のタイミングが、2ヶ月ほど前後することもあるので、検査結果が分かるのに2~3週間かかるとして、
交配を考えている時期の4か月前くらいに受けておくのがおすすめです。
特によそのブリーダーさんと交配を行う場合には後々のトラブルを避けるため、相手の犬・犬舎を守るという意味でもしておいたほうが良い、ヒトに例えるならHIV検査の感覚に近い検査です。
こちらではほとんど身内での交配ばかりでしたが、今後はいろんな所に住んでいて血統も違うカーディガン同士の交配が増えていくと思いますので、交配を考えている方は、念のための交配の2~3ヶ月くらい前には検査を受けておいていただければと思います。
(使用写真はHPから引っ張り出してきた過去の写真です)