躯体工事が完了して、屋根も乗っかりましたが、
続いて、へーベル板とヘーベル板の間の目地を埋める作業が始まり、
防水シートを敷き詰める防水工事へと進んでいます。
この週末に現場見学会として使われたようですが、施主は参加せず。
(というか、呼ばれず。)
いや、別にいいんですけど、どんな説明がされたのか、ちょっと気になる。
壁の方はこれから断熱材のネオマフォームが貼られていくようですが、
ネオマフォームって、へーベル板にべったり貼り付けられるわけではないんですね。
数mm浮かして貼り付けることで、空気層を確保し、結露を防止するそうです。
ヘーベル板は上下のボルト2本で固定されていて、地震の振動時には揺れて圧を逃し、
破損を防ぐそうです。たしかに、建築前のプランニングのときにそういう説明を受けていたなと、
実物を見ながら納得。
上下についている固定金具も、躯体工事の組み付け直後には斜めになっていたりと不揃いだったのですが、
ピシッと角度が揃っていました。あれは、仮の組み付けだったんだね。
さらには、へーベル板の中間に細い金具が付いていますが、これで
へーベル板の出方を微調整して、壁一面が波打たないようにするそうです。
へーベル板には細かいカケやボルトの穴などもあったのですが、
すべてペースト(へーベルパウダー)で綺麗に修復され目立たなくなっていました。
壁ひとつとっても、色々とあって、面白いです。
1階LDKのフォールディングウィンドウ×2です。
こちらが南面で庭に面しています。
軒も鉄骨+ヘーベル板で、他の躯体箇所と同様に頑丈にできています。
2月でこれくらいしか日が入らないので、夏場はちゃんと軒が直射日光を遮ってくれそうです。
天井部分が細い鉄骨とベニヤ板になっていますが、
ここは吹き抜けになる予定です。転落防止のために仮設の天井が
できています。
そのベニヤ板の上は、
これ。
4枚組マリオンウィンドウ×2です。
この2階天井部分にシーリングファンが2基つきます。
冷暖房効率は無視ですが、素敵な空間になりそうで、わくわくです。
といっても、冷暖房効率もそんなに心配していません。
まだ躯体だけですが、とても家の中の居心地がいいんですよね。
隙間だらけなのに(笑)
鉄骨たちは見納めですが、我が家を末長く支えて欲しいなと思います。