おはようございますパンダ

 

SAC体験記の途中ですが、

昨日、新しいパート

第1日目に行ってきましたので

ちょっと私の仕事の事を書きます。

 

 

 

以前私は、

大手メーカー勤務の正社員でした。

勤続年数も長く、

職場でも上の立場でした。

治療の件も上司の理解を得ていたので

急な通院にも何とか対応が出来るよう

シフトの調整などして、やりくりしていました。

 

一応大手の企業なので

産休・育休制度や時短勤務等、

制度もしっかりしていました。

 

しかし、実際の現場は違います。

 

都市圏で人員も多い営業所は

誰かが誰かのカバーを出来る。

出来なければ近隣の営業所と連携し

フォローしあえる。

これは理想的です。

 

でも、私の地域は

県に1つしかない営業所。

私の部署はいくら成績を伸ばしても、

最低人員3名より、増やしてくれることはありませんでした。

 

そんな中、1名が退職。

昨今の人手不足も重なり、

3名体制のはずが2名体制で半年ほど

回さなければなりませんでした。

 

やっと1名派遣の方が来てくれることになり、

安堵したところで

私の1度目の陽性判定。

 

仕事も回し、新人研修も重なり、

正直いっぱいいっぱいだったところでの

化学流産でした。

 

他の仲間に迷惑をかけることもできず

翌々日には出社し、

笑顔で接客しなければなりませんでした。

 

 

 

 

仕事は頑張れば結果が出ますが

治療は頑張っても結果が出るかはわかりません。


毎月の判定日までは

どうしても過度に期待してしまう。

 

判定日には

期待MAXのてっぺんから

底の底まで突き落とされる。

 

身体だけでなく

精神もボロボロにされます。

 

 

 

 

そんな私を見て、

旦那さんUMAくん(←めっちゃ似てる)

「そんなにいつもイライラしたり

 へこんだりしているパンダを見たくない。

 仕事、辞めてほしい。」

と言ってきました。

 

 

私にとって当時の仕事は

生きがいであり、自分の誇りでした。

休みの日もいつも仕事の事を考えているくらい

大好きな仕事でした。

 

 

 

辞めるなんて考えられなかった。

最初は。

 

 

 

でも、両親や友人に相談すると

みんな口を揃えて

「仕事のための人生じゃないよ」

パンダにとって一番大事なものは何か」

↑もっといい感じで語ってくれました。略すの下手でみんなごめんね。

 

 

私は

UMAくんと幸せになりたいから子供が欲しい。

なのに、今すごく嫌な思いをしてるしさせてる。

 

治療を続けて仕事も続けて

いっぱいいっぱいな今の私たち夫婦は

 

 

全然幸せじゃない。

 

 

そう思って、退職を決心しました。

 

 

 

 

…仕方ないことだけど

産休、憧れたなぁ叫び

 

 

 

 

妊娠や出産に関しての

理解や制度がある企業は多くあります。

最近は不妊治療に対しても、

フォローしてくれる会社も出てきたと聞きます。

 

もちろん不妊治療をしてるからどうのとか

権利を主張したいわけではありません。

 

でも、治療をしながら仕事を続けることは

少しずつ心が削られていくようなつらさがあります。

これは経験しないと絶対に分からないつらさです。

 

少しでも理解が深まり、

少しでもつらい思いをする方が減ることを

願います。