【韓ドラ】私の夫と結婚して② 完走(ネタバレ感想) | ROUTE8787 サンサクキロク

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私の夫と結婚して 16話

2024年製作 AmazonPrime

2024年韓ドラ5本目(通算108本)

停滞しつつも、結局、きっちり完走しました。

ユラ、全然怖ないし!!と見切ってからは、

「私は一体、何に恐れていたんや?」

という感じです。

 途中遅れはとったものの、

皆さんの盛り上がりに乗っかる事が出来て、

こういう感じ、久しぶり~と思って、

楽しく視聴出来たドラマでもありました。

 

その着地について

私の最終的な予想では、

「ミンファンがスミンを殺して、

ジウォンを殺そうとするファンミンの車と、ユラの車が正面激突して死ぬ」

だったんですよ。

(アホ同士が突っ走ってしまって)

 

全員死なない事には、ジウォンもジヒョクも

余生ゆっくり出来ないもんね。

 結果、スミンが、ミンファンを殺して、

ユラが事故死。スミンは、

精神的にやられた感じでしたね。

 

なかなか、良い着地だったと思うんですよね。

特に、私としては、

ジウォンとジュヒョクの思惑通りの

展開にならなかった。

(ミンファンがスミンではなく、

スミンがミンファンを殺した)

これが、心情として1番大事だったんじゃないかな?と思ったんですね。

 

・・・というのも、

この作品、復讐もので、

確かに殺されたという事はあるけれど、

自分に起こる出来事を、

そのまま人にしむける・・・という事が、

ちょっと、引っかかっていたんです。

 いや、復讐ものとか全然あるから、

それは良いんだけど。

 いわば、間接的な殺人を、

復讐として許容するには、

現世界ではいまだ殺人は

起こっていない事などを考えると、

ちょっと弱いのかな・・・・って。

(元の世界でも、スミンファンミンの

計画的な殺人であったワケではなく、

いわば、偶発的な所でもあったしね)

 

そう考えると、

ジウォンとジュヒョクの計画通りではなく、

スミンとファンミン、ユラそれぞれが、

自分たちのアクシデントで、

結果、落ち着く所に落ち着いた・・・

という絶妙な着地だったと思う。

 

しかし、ユラに関しては、

始めの登場が1番インパクトあっただけで、

あとは、ただのバカ女に成り下がってしまって、

萎えました。

 最後の扱いも、けっこう雑で・・・(笑)

15話終わって、16話始まったら、

ほぼ解決していたという(笑)

 

 ジウォンの事が解決したら、

今度はジヒョクの事でひと悶着あると思ったら、

割と、そこはスルーな感じでしたね。

 ウェディングドレス着る場面のために、

端折ったのかな(笑)

 

拭えなかった違和感

 それに関連してだけど、どうしても、

私はジウォンの性格が、

自分の身の上に起こる出来事を、

人に仕向けるという行為を、

冷酷に実行出来るのか・・・という違和感がね。

 その違和感を払拭するダークさが、

最後まで、パクミニョン様演じるジウォンには

無かったのように感じたんだよね~。

 

それプラス、スミンとファンミンの

小物感もなぁ~・・・

そもそも、小物なのにさ。

ジウォンの計画で、

更なるクズ野郎に導かれたみたいな感じでね。

なんか、同情しちゃう・・・。

 

確かに、人格なんて始めと

全然違うやないか!という位、

ジウォンは精神的にも強くなったんだけど。

(でも、どちらかと言うと、ジュランさん、

性格的に強くなって夫から自立するという

過程の方が、リアルな感じだったかな)

 

そういうジウォンの心情の変化をね・・・・

もうちょっと、見せて欲しかったかな~

と思ったんですよね。

 きっと、精神的にも強くなっていく過程で、

スミン・ファンミンへの想いも

変化していったと思うんだよね。

彼らに、自分の運命を仕向ける事は、

自分の代わりに死んで貰うって事なんだから、

その辺り、抵抗を感じたりしてた部分も

あったと思うんだよね。

ジウォンの性格ならね。

でも、そういう所が、しっかり描き切れない所が、

この作品の深みの無さなのかな。

 

 良く出来た話だったし、

面白かったんですけどね

個人的な感想としては、話の内容の割には、

ジウォンもジヒョクも、

優し過ぎた・・・という所でしょうか。

 

 特に、ジヒョクは勿体ない・・・

自分の事故死の事については、口を閉じ、

多分、ジウォンさえ生きてくればいい・・・

っていう事なんでしょうけど、

 もう、それほどの、ジウォンへの愛なんです。

結果的に、ユラが代わりに死んだけどさ。

自分の死は受け入れつつも、

ジウォンの命だけは・・・って

思う所が、本来なら、もう、

めっちゃ漢じゃないですか!!!

 

でも・・・その「漢」って割には、

「ボンボン」「お坊ちゃん」の域を

出なかったのよ~!!

ジウォン同様、もう少しのダークさが

欲しかったわ!

ジウォンの為なら、

俺は鬼にでも悪魔にでもなる!!

そんなダークさ、欲しかったわ~。

 いや、ナ・イヌ様めっちゃ、

頑張ってるという気概は感じられたんだけどね。

どうしても、「ボンボン」が

染み込み過ぎてるねん~!!

 

パクミニョンアレルギーは完治したのか

はじめこそね・・・・

「お!!違うパクミニョン。

ダサいミニョン、大歓迎」

(ダサくても可愛い)

話も面白いし、いいねいいね!!って

感じだったけど、

 

やっぱり、こうなっちゃうんんだよね~

・・・・と、パクミニョン劇場に、辟易しました。

最終的には、いつものスタイル、ヌナ感満載で、

ジウォン・ジヒョクのケミにも、

全くドキドキしなかった・・・。

 

私、物語の「その後の話」とか、

けっこう好きなので、

その部分を描いて欲しい方なんですけど。

 今回に限っては、「その後長過ぎ~!!」

って思ってしまった(笑)

 しかも、子供まで・・・・

ミニョン&チャイヌの子供という割には、普通だった・・・・

 

あの結婚式とかに割く時間を、

ジヒョクの死の代わり(ユラの死)の件を、

少し深堀しても

良かったんじゃないかな~と思ったりね~。

 

という事で、治ったかな・・・?

と思われたアレルギーは、

最後の1話で、再発した・・・という

所でしょうか。

 

まとめ

個人的には。

間接的な殺人を計画するには、

主演お2人にダークさが不十分だったし、

スミンもファンミンも、小物感が強すぎたかな~と思いました。

ジウォンの計画が、

スミン・ファンミンをクズ以上の

怪物にしてしまったようにも思えました。

 

そういった違和感が、

最終的な爽快感を減退させだように思います。

 

とはいえ、

面白いドラマでした。

展開も早いし、スミンもファンミンのクズっぶりも素晴らしかったです。

リアタイでドラマも観たのは久しぶりだったけど、

リアタイはリアタイの楽しみがあるな・・・・と

再確認した次第です。