24日は、わたくしの48歳の誕生日でした!
毎年、自分の誕生日だけは、仕事も休みとしてます。
大体、一人で映画を観たり、町に出て、
クリスマス雰囲気を味合うのですが、
今年は、夫が休みを取ったので、一緒に映画を観に行きました。
夫と行く時は、夫チョイスとなるので、「ゴジラ-1.0」です。
若干、酷評になってますので、好きな方は、
読まない方が良いです。
ゴジラー1.0 / 日本
2023年製作 125分 劇場鑑賞
2023年86本目 ☆☆☆
戦後、無になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を 負 に叩き落す。 史上最も絶望的な状況での襲来に、誰が?そしてどうやって?日本は立ち向かうのか―。
山崎貴監督「まんま」の映画でした。
ゴジラメインというワケではなさそうだけど、
メインと思われる人間模様が、もう・・・何だかチープでね。
色々、ツッコミながら観てました。
なので、眠気はなかった(笑)ツッコむのに、忙しくて。
何だか、世間の評価は良いみたいなので、
言いにくいんですけど・・・言うけどね!!
役者さんみんな下手でビックリした
神木隆之介さんも、佐々木蔵之介さん、
安藤さくらさんも、
正直、演出と脚本の被害者だと思いました。
もっと、きちんと演技出来る人達なのに・・・・。
漫画みたいな演出と台詞まわしに、演技に深みがなく、
何だか同情したくなった。
演出とか脚本ってホント、大事なんやわ~と再確認した。
役者を生かすも殺すも、監督なんだよなぁ・・・・
加えて、
山田裕貴演じる水島が、「坊主」と呼ばれる違和感。
子役の演技力の無さよ・・・
吉岡秀隆さんに限っては、安定の同じような演技だが、
私の中で無きものになっている「映画Drコトー」での
陰鬱なコトーが、明るく舞い戻ってきたようで、
何だか嬉しい気持ちになった。
浜辺美波さんは、銀座で電車に乗ってる時の、
その握力にビックリした!(笑)
主人公にイライラする
主人公の設定も、何だか好感が持てず、
気に入らないし、イライラする。
戦闘機の修理を、橘に頼みたいと言い張るのも、なんだかな~と思っていたら、
呼び出す為の手段に驚愕した(文句を書いた手紙を送り付けるって・・・)
わざわざ、銀座まで典子を助けに行ったのに、
(あの大人数の銀座で、よく典子を見つけたな・・・とも思うが)
ゴジラ見上げて、ボーっとして、逆に典子に助けられるとか、
おいおいって感じ。
冗談は通じないし、急に大声で怒りだすし、
むすっとしてるし、ホントに、全然魅力がない!
最後、身を投じて、ゴジラに立ち向かったのに、
全然、カッコイイ!!とか思えなかった。
何故だ??
パラシュートで降りてくる所、めっちゃダサく見えたの、
何故??
多分、脱出するやろう・・・と予想もついていたので、
助かっても、全然、安堵感が無かった。
ご都合主義 読める展開
典子があの電車から助かったのも驚きだし、
海の中に落ちたのに、もう、街中を歩いてのには、驚いた。
銀座で、典子を見つけた事にも、驚いた。
たった一機残っていた戦闘機が、最新のものであるのも、
都合良すぎるし、
最後の作戦で、誰一人として死んでいないのも、
そりゃないやろう・・・と思う。
水島が小さな船に乗って現れた時、
出てきた喜びではなく、
「な・・・・何しにきたん??」という驚きがあった(笑)
まさか、小船一つ一つに紐をつけて引っ張るとは思わなかった。
ゴジラに引っ張り込まれるんちゃうの??と
思うが、そうはならないのも、不思議。
パラシュートで脱出する事も、
典子が生きている事も、
予想出来て驚きは皆無。
むしろ、生きていたのに、子供が
「おかあちゃん!!!」と走り寄っていかない点が、
違和感だらけだった。
最後の敬礼はなんなん??
あれ、なんの敬礼なん??
そういう所なんだよ。
戦後の臨場感がない
ゴジラは迫力があったけど、その他のCGとか、
映像がけっこう雑だな~と思った。
戦後感が全然ないし、敷島の澄む家は、
オールウェズと雰囲気が似ていたように思う。
戦車もしょぼいと思う。
良かったところもあったけど・・・・
個人的には、学者が
「日本は命を粗末にし過ぎました」という下りは、
良い台詞だな・・・と思ったけど。
戦争とは別物としての今回の作戦ならいいけど、
主人公が特攻で出来なかった事を、
この作戦で晴らそうとしたり、
最後に敬礼をしたり・・・
敗戦と、ゴジラとの闘いをリンクさせてるようにも感じて、
それはちょっと違うんじゃないのかな??って思ってしまった。
極論かも知れないけど、戦争の負けを、
ゴジラとの闘いで帳消しにしたような感覚だ。
それでも、ゴジラのテーマソングには興奮した。
そして、戦闘機シーンの音楽は、
永遠のゼロとかぶった。
分かったことは、やはり、
私は山崎貴監督作品と、合わないようだってこと。