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完全ネタバレです。最終話まで観てない方は、

ご注意下さい

 

 

キャスト

ジョンジュン役/キム・ウビン様

 船長であり魚市場で働く好青年

上差し病気で治療専念していたウビン様の復帰作ですね。

「相続者たち」「むやみに切なく」ですね。

 

ヨンソク役/ハン・ジミン様

上差しけっこう作品出てるようですが、私はお初でした。

 

あらすじ

 

海女であるヨンオクと、

船長であるジョンジュン。

ジョンジュンは、ヨンオクに好意を抱くか、

周囲の人たちから、

ヨンオクは嘘をついたり、

各地を転々としている事から、

やめておけと言われていた

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 また、ヨンオクは海女業においてもルールを守ろうとせず、

アワビを多く捕獲しようとして、

非難されていた。

しかし、ヨンオクと話をするうちに、

ますます惹かれ、

「付き合いましょう」と告白する。

ヨンオクは、「傷つくわよ」と返すが、

「傷つけなければいいだけです」と

気にしない様子。

ジョンジュンは、

ある日、嘘をつくと噂されているヨンオクに、

「嘘をつく人をどう思いますか?」と聞いた。

ヨンオクは、「嫌い。大嫌いよ」と答えた。

ジョンジュンには、それが全てだった。

 

 

海女の仕事では、アワビを欲張って捕ろうとするヨンオクに

非難が集まっている中、

2人は旅行に出かけた。

 

時折かかってくる電話にヨンオクが出ない事を、

ジョンジュンは不思議に思うのだった。

 

ある日、ヨンオクは潜っている時に網が足にひっかかるという失態をおかしてしまう。

日頃からルールを守らない事もあり、

仲間たちからの非難はとまらなかった。

 明日からは来なくていいと、

リーダーであるチュニさんに言われ、

ヨンオクは、初めて、自分の抱える境遇について語り出した。

 

ヨンオクには双子の姉がいるが、

その姉は、ダウン症で、施設に住んでいるという。

頻回な電話は彼女であり、

画家である両親が死んで以来、

ヨンオクが面倒を見てきたのだという。

 その為、どうしてもお金が必要であり、

アワビ捕獲にも欲張りになってしまっていた。

 チュニさんは、ダウン症の娘を持つ海女だけに、その真実を告げ、

ヨンオクと彼女をペアとして、

海にもぐるようにと伝えた。

 

 

双子の姉ヨンヒが、施設の改装の関係で、済州島にやってくる事になった。

これまでも、ダウン症の姉ヨンヒの存在を知った男たちが、態度を変えた事を

経験していたので、ヨンオクは、ジョンジュンもそうなってしまうだろうと、

ネガティブな気分になり、

傷付く前にこの関係を終わりにさせたいと別れを切り出した。

 

別れを承諾出来ないジョンジュンは、

ヨンヒ会い、戸惑いを隠せなかった。

 

 

ヨンオクの心配をよそに、ヨンヒは済州島の人たちに受け入れられた。

 

 

ジョンジュンは、初めてだったから戸惑ったが、

これから仲良くなればいいと言い張り、別れる気は全くなさそうだ。

 

ヨンオクは、今までの男たちはみんな逃げた。

ヨンヒを一生面倒見なければならない・・・と

別れの理由を並べた。

 ジョンジュンは、自分は他の男と違う。

自分がどれだけヨンオクさんを愛しているか・・・と想いをぶつけた。

 「どこまで耐えれるか見てあげる」とひとまず、別れ話は保留となった。

 

ジョンジュンがヨンヒとの距離を縮めているのを見て、

ヨンオクは不安を口にし、

「あまり優しくしないで。

愛する喜びや愛される喜び

裏切られた気持ちや憎悪、

親のいない寂しさも、障害者である悲しみも、

全部知ってる。だから期待させないで」と釘をさした。

 

そして、妹である彼女自身も、離れたがらないように、

ほどほどに接していると話した。

 

ヨンヒは絵を描くために島の人たちの写真を撮っていた。

「絵なんて書けないのに・・・・」とヨンヒの行動に否定的なヨンオク。

 

ある日、お店でヨンヒを差別するような事があり、

ヨンオクは感情を爆発させる。

 

「ヨンヒは何でも分かっているが、

私は気付かないフリをする。

頭が悪くて感情もないから、

理解出来ないと思う込む。

私の言う通りにしか出来ない子だとね。

施設に戻す時、楽だから。

障害者と共存出来ない世の中だから。

差別する人間を見ると、

ヨンヒみたいな子を産むか、

障害者になってみろと・・・・」

 

ジョンジュンは、ヨンオクを抱きしめ

「美しい口を汚すな。

こんな優しい人はいない。

優しいから好きなんだ」と慰めた。

 

ヨンヒは、ジョンジュンに描いている絵を見せた。

可愛い妹に喜んで欲しいと話す。

ヨンヒはそうして、済州島を発った。

 

残されたヨンオクは、ヨンヒが描いた数々の絵を前に涙が止まらなかった。

絵の中には節目節目のヨンオクの絵がいた。

 

いつの間に、こんなにも絵がうまくなったのか?

と尋ねた。

ヨンヒは、

私に会いたくて寂しくなる度に描いていたら

上手になったと。

どれだけ寂しくて、どれほど恋しければ、

ここまで上手に絵が描けるようになるのか。

私は知りたくなかった。

 

ヨンオクとジェジュンは、ジェジュンの両親へ挨拶に行く事になった。

両親が無礼な対応をして、私は3回我慢したら、

家を飛び出るわ・・・と、

ヨンオクは言った、

ダウン症の姉がいる事など、 

歓待されない不安があった。

しかし、心配とは裏腹に、

ここまでよく頑張ってきた・・・・と優しく労いの言葉をかけて貰えたのだった。

 

 

感想

いや~・・・・キム・ウビンがめちゃくちゃいいですね100点

復帰、おめでとうざいます!笑い泣き

 今までとは違う、静かな演技が光ってました。

ほら、今までは、なんかすぐ怒鳴る役とか多くなかったやないですか?

 

ぐっと、抑えた演技が、本当に素晴らしいし、

抑えてるのに、滲み出る「ザ・漢」って感じが、惚れますよね酔っ払い

 

始めは、ヨンオクが好きになれず、イライラしたけど、

ミンヒが出てきて、ミンヒが受け入れられてからは、

すっごく感じのいい人になっていて、演技がうまいな~と思った。

 海女仲間にも、殻を破った感が、本当に素敵でした。

 

離れたがらなくならないように、距離を保つとか。

本当に、ヨンソクの辛い日々が、うかがえます。

好きだけど、重荷で。

そのはざまで、どれだけ苦しんできたんだろうかと泣

 その苦しみは、こうして打ち明けて、受け入れられる事によって、

軽減されるのかな・・・と思った。

 誰にも言えない孤独感や苦しみが、

ヨンオクの足かせになっていたんだろうね。

 

そして、それと同じだけ、

寂しくて恋しい想いをしてきたのは、ミンヒだっただろね~。

 

最後の絵のシーンは、泣きました笑い泣き

考えられないような、寂しさと恋しさと。

 

これからは、済州島で一緒に過ごせたらいいのにな・・・・

 

そう切に願ってしまうほどでした。