先生、私の隣に座っていただけませんか?
2021年9月公開 119分
☆☆☆
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俳優陣・・・というか柄本佑の勝利という感じがするね。
この内容を、ここまで面白くしたのは、ほんと、
柄本佑さんの演技力によるものだと思います。
でも、それでもってしても、面白さは、
ドラマレベルかな。
映画で観たいとは思わない。
というのも、
どんでん返し??が、さほど、
「お~!!」とならなかった所かな
それよりも、
私としては、
無気力な感じの柄本佑さんが、
最後、漫画に集中するシーンの、
あの、ギャップ萌えの方がね、
「お~!!」となりました
ギャップ萌えといえばね。
頼りなさそうな柄本佑と、編集者のキスシーンが、
男っぽくて、ズキューン
でしたね。
でも、それが。
この俊夫君のイメージじゃなくてね。
奥さんの事を、こんなに愛してるのに、
編集者とどうやって、不倫することになるのかな?って思うワケ。
きっと、あの編集者に押されて・・・って思うワケなんだけど。
その割に、このキスシーンが、すごく、オス感が凄くて。
ひょっとしたら、俊夫君自身も、観客に見えない裏の顔があるのかも・・・
ってな事と、考えてたら、けっこう後々から、ジワッてくるんだよね。
(私だけかも知れないけど)
俊夫君の見えるだけのキャラだと、
奥さん、そこまでしなくても・・・・って思うんだけど。
それほどの事を復讐してやりたいと思う、
何かが、俊夫にはあるのかも知れないな・・・・。
あとは、奥さんが俊夫君に筆を再度握らせるための、
苦肉の策だったんじゃないか??とかね。
色々、考えてみたりするけど、
真実はどれか??って気にはならない程度の、作品です(笑)
不足していたのは、黒木華の魅力かな。
車の教官が、年上の既婚者に熱を上げるのが、どうも、説得力がないというか。
2人ともずっと同じ、ゆる~い温度だし、
教官が熱をあげてる感じもないしね。
漫画の絵がとっても素敵で、それは、見ていて、
心地よかったです。
不倫もの、柄本佑、黒木華。
もっともっと、ドロドロでも良かったな~!!