【韓ドラ】二十五、二十一⑥ 15話 謝罪再びと、ネタバレ神回感想 | ROUTE8787 サンサクキロク

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ホント、マジで前回、文句言ったん誰よって感じよね・・・。

まさか、15話で、こんな神回待ってると思わんやん??

 なんなん、ヒドも、ユリムもめっちゃ、ええ子やん~。

誰よ、文句言ったん~。

 

ってかさ、それなら、それって、言っておいてよね~。

おばちゃん、早合点して、文句書いてしもたやん~。

 

ミヤナンミダやで~

 

という事で、イジンを責めるなよなぁ~・・・と文句を言ってからの、

15話です。

 

  ネタバレあらすじ

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ヒドは泣き崩れるイジンの前で、ユリムから、

イジンは自分の仕事をしただけ・・・と説明された事を明かした。

 冷静になったヒドは、イジンを責めてしまったと謝罪した。

2人は一緒に落書きを消した。

ヒドは、イジンに、

「悲しいことも辛い事も、全部分けて欲しい。

頼って欲しい」と話した。

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 イジンは部署の異動を希望し、今よりも忙しくなるであろう社会部へ行く事となった。

 

ロシアに行ってユリムは、順調に新な地での生活に慣れていたが、

世界大会が近づくにつれ、様々なプレッシャーを感じていた。

 また、ヒドと敵対関係にしておきたいマスコミにも、辟易していた。

 自分を受け入れてくれたロシアでの勝利のプレッシャーから、

今までのように素直な心で、ヒドにメールする事が出来なくなっていた。

 連絡のないユリムを心配するヒドだが、

同じようにプレッシャーを受ける立場であり、ユリムの状況は理解出来た。

 

マドリードでの試合。

決勝は、ロシア・ユリムと韓国・ヒド。

接戦の末、ヒドが勝利をおさめると、2人は感情を爆発させ、抱き合うのだった。

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社会部へ異動となったイジンは、忙しい毎日だった。

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忙しさの合間を縫って、大いに楽しむ2人だった。

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しかし、911が発生し、状況は一変した。

イジンは、ニューヨークへと渡り、その地獄のような現実に、

心を疲弊させていく。

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ヒドと会えない日々。

いつしか、ヒドの応援はイジンに届かなくなっていた。

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 911は、湾岸戦争へと新な悲劇を生み出していた。

イジンがNY特派員を志願したと知り、

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(社会部の記者となり仕事に追われ、ヒドと会えなくなる度に、

イジンは謝り続けていた)

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ヒドは、もう、自分に謝って欲しくないと感じていた。

  ネタバレ感想

前回の私の怒りは、15話開始3分ほどで、解決してしまいました。

いや~・・・ほんと、早合点してしまい、申し訳ない。

 

で、個人的にどの回よりも、この15話が神回て思うのは、

 

なんというか、時代の流れに巻き込まれていくイジンの姿が、

もの凄くリアルで、

あんなに仲良しだったヒドとの関係が、急速に冷めていく流れが、

納得する形で描かれている点ですね・・・。

 

しかも、急速に冷めていくっていうのは、

こう愛が冷めたとかではないっていう、

そういう所の描き方が絶妙だったな・・と思うワケです。

 

イジンは異動となり、事件や事故を追う内に、心を奪われてしまう。

それは、イジンに愛があるからこそ。

ヒドをあれほどまっずぐに愛したからこそ、

そんなイジンだからこそ、時代の大きなうねりに巻き込まれてしまったんだと、

妙に納得してしまうんですね。

 

多くの愛が失われていく中で、自分の愛を優先して良いのという葛藤とか、

何をやっても、誰も救われないという無力感で、

イジンは、心ばかり疲弊してしまう・・・・嗚呼、悲しい。

 

ヒドがイジンを元気づける言葉が、

イジンに届かなくなった瞬間。

距離だけでなく、心まで遠く離れてしまってたんですね。

 成長とか、そんな言葉で片付けられない。

この現実を、理解していない。

 社会人と学生。

大きな地獄に身を投じている人間と、日常にいる人間の、

その世界の違いの中で、恋人同士でいられるのだろうか。

 

 この2人の・・・・すれ違いという言葉では陳腐だけれど、

離れてしまった心が、この後の別れへと進んでしまう事に、

すでに納得してしまっている私。

 それほどの、説得力のある非常に良く出来た回だったと思うワケです。

 

視聴者がイジンを責められないように、ヒドもまた、

イジンを責められない。

 彼の愛情を知っているし、優しさも知っているし、

責任感も、正義感も知っているからこそ。

 だからこそ、イジンにもう謝って欲しくないと、そう願ってしまうのだと思う。

 

愛があるからこそ、

別れなくては・・・というベタな心情を、

これほどまでに、説得力をもって描けた作品は、少ないと思います。

 

 今夜、最終回ですね。

 15話のこの流れに、納得はしたけれど、

それでも、この2人が・・・と願いを込めて、最終回、

走り抜けようと思います~。