あらすじ

ヒョンチョル

・ヨナを病院に運び、そこに現れたジスが、

『パパがいて、どうしてこんな事に?』と取り乱し、責め立てる 

・ヒョンチョルの頭の中で、『たられば』の後悔の念が走る

・ヒョンチョルの前に、死神アトが現れ、

何かを提案された様子

・ヘジンの元へ向かい、『君への気持ちはどちらのものか分からないが、愛している』と言い残す

 

 


時計の針が逆方向へと動き出します。


過去のヒョンチョル🅰️🅱️の日常だが、
🅰️の頭の中には、未来の記憶が、フラッシュされる。
 
🅱️が不正融資の件で窓口へやってくるが、🅰️は冷たくあしらわず、調べてみることを約束。
 ノートに書いてある未来の時系列を参考に、
先回りして対処していく。
 ヘジンへの対応も、以前とは違い、寄り添ったものになっていた。
死神アトの提案により、時間を過去へと戻したが
ささやかなプレゼントとして、今の記憶をそのままに維持したとの事。
 違った未来が展開されていくが、🅰️🅱️の記憶を持ったヒョンチョルは、こちらでは、🅰️の父親でしかない。
 そういう関係を断ち切って選んだのが、ヨナの命だった。
 

  完走・感想

すごく良いドラマだったと思う。

展開はスローペースだけど、

キム・ミョンミン氏の演技に魅せられたのと、

一体この話はどんな風に決着するのか?

が、気になりながら、最後まで完走出来た。

 

ミョンミン氏の、演技は大袈裟じゃないけれど、ちょとした目の動きや、歩き方で、🅰️なのか🅱️なのか判断できるものだったし、

それが、場面によっては、数秒で切り替わることもあり、すごいなぁと感嘆した次第。

 

 ただ、死神が良いとした、ヒョンチョルを🅱️の家族に戻すっていう案は、そうなの?って思ったけどね。

 

 死神さんアト&マオは、本当に美しかったし、

ヨナを心配してるアトは、マジ、

可愛い!

 でも、最後のダンスいる?(笑)

ファンに忖度しとるな?と思った瞬間。

 

🅰️🅱️の記憶を持つヒョンチョルとしては、

🅰️の家族に関わらない寂しさがあるかも知れないけど、元の世界のままでは、みんなギスギスしていて、この選択が正しいんじゃないかと思う。

 

 なんとなく、家族ぐるみの関係が構築していったらいいなぁ。

ジスとガンホが結婚したらいいなぁ。

とか、幸せな妄想に耽ることが出来る。

 

夢オチやったらどうしてやろうかと思っていたけど、時間を巻き戻す案は、なるほどね!と思った

 確かに、早くに巻き戻したら?と思ったけど、

死神さんの言う通り、不正融資のすべてが明らかにならないと、ヒョンチョルが死んでしまう結果になってしまうものね。

 

まぁ、後は、なんで愛人が証拠のUSBを客の貸金庫なんかに?とか、色々あるけど、

まぁ、それは気にならない程度。

 

 ヒョンチョル🅱️の気持ちが、ヘジンに傾いたのも、『けっ!結局美人かよ!』とも思ったけど、

🅱️の記憶が出てきたりしていたので、まぁ、そうなるかなーと思った。

 

 ヨナかわいそうに。

と思ったけどね、でも、

最後、本来のヒョンチョル🅱️と幸せな日々を見せて貰えて、そんな気持ちは綺麗になくなった。

 ああ、この幸せな顔は、

ヒョンチョル🅰️🅱️と一緒に暮らしていた時にはなかった姿だった。

 そう考えると、ラ・ミランさんの演技も素晴らしかったなぁと思った。

 

 人生は一度きりなのに、

生きてる事に慣れて、忘れてしまう事もある。

 小さな奇跡の連続を、見過ごしてしまう事もある。

 ヒョンチョルは最後に言う。

『私に下さった奇跡を忘れません。一生懸命生きて戻ります』

 

 納得のいく脚本、演技、

きちんとした着地点。

 大満足です!