南部の田舎町にあるダイナーで働くジェンナ(ケリー・ラッセル)はパイ作りにかけては天才的な腕前を持つウェイトレス。ある日、彼女は嫉妬(しっと)深い夫アール(ジェレミー・シスト)の子どもを妊娠。予想外の妊娠に困惑するジェンナはアールから逃げる計画を立てる一方、産婦人科医のポマター(ネイサン・フィリオン)と不倫関係に陥る。
うーん・・・・。
これもスタチャンでやってたから観てみたんだけど。
こちらも、高評価なんだけど。
私は、どこが、おいしい人生の作り方やねーん!!と思ってしまった。
主人公含め誰にも感情移入出来ない・・・という。
むしろ、誰もが、意地悪くて屈折していて、この映画のどこにハートフルな要素があるんだろうかと。
旦那も、不倫相手の医者も、魅力はないし、
あれほど旦那におびえ、自立出来ない主人公が、
医者との不倫はするは、自分の家で、パイを一緒に作るわ・・・とやりたい放題。
そんなアホやから、いつまでも、あんなアホの旦那に捕まって、
自分の不幸をひたすら嘆くことになるねん。
そして、あれほど、怖い旦那は、
最後は、呆気なく折れて、
よく分からない店のオーナーが遺したお金で、めでたしめでたし。
・・・・だけど、オーナーとの交流も、私には、理解不能で。
この2人からも、ハートフルな感情は、全く拾えなかった。
とはいえ、出産した瞬間に、子供が宝となり、
何とも言えないパワーを感じるところだけは、納得してしまったけれど。
料理を使う作品で楽しみなのは、その料理・・・・
でも、この作品のパイだけは、頂かなかった。
観た後、パイを食べたいとも思わなかったし・・・・(笑)
むしろ、なんか体に悪そうなパイやーと思う事が多かったかな。