先にUPした2014年ランキングについて、
少しばかり、語ります。

故、ネタバレを踏む可能性があります。

 ご注意ください。


ネタバレなく、ランキングだけ見たい方は→コチラ

















 2014年 ドラマ ベスト5
5位  ダウントン・アビー (シーズン1・2・3)   
シーズン1・2は確かな面白さを感じていたが、シーズン3で雲行きが怪しくなったの    は事実。シーズン4でどんな形に持っていくのか、見極めたいところ。
 製作陣の腕が問われるところ。
衝撃を与えるための「死」か、必要な「死」からの衝撃なのか。
 是非とも、後者であって欲しいという期待をこめて。、
 とはいえ、1・2の物語の潔さは、高みに佇むダウントンそのもの。


4位  ホームランド(シーズン2・3)
 クレア・ディンズの素晴らしい演技が、維持されて続けるドラマ。
 ストーリー展開も、まぁ、先が読めない。
 ブロディの精神的葛藤も、違和感なく見事に描かれている。


3位  The Normal Heart
 単発ドラマ。社会ドラマとしても、恋愛ドラマとしても、成功しているドラマ。
 俳優陣も素晴らしいが、ライアン・マーフィーの才能を再確認せずにはいられない。

2位  ブレイキングバッド(シーズン3・4・5)
 レビューがファイナルまで書けていないが・・・・。
 思い入れもあるドラマなので、レビューは必ず。
  ファイナルを迎えて、正直なところは、最後の最後で優等生になって結末を迎えたな・・・という印象で。
「よくぞ、まとめた」という気持ち半分、
「キレイにまとめすぎた」という気持ち半分か。
 
1位  ゲーム・オブ・スローンズ(シーズン1・2・3・4)
 この名作を観始めたのは、今年だったんだ・・・・。
 観てすぐ、この世界の虜になってしまった。
 「ブレイキングバッド」と「ゲーム・オブ・スローンズ」はいつも、私の中で、1位と2位を争っていた。
 けれど、大掛かりな映画のようなセットと、ある種の日常を舞台にしたセットのドラマを、
比べるのはな~・・・と。
 そういう意味で言うならば、キャスト人の演技で見せ付ける「ブレイキングバッド」に利があるんじゃないかと、常々思っていた。

 しかし、思い起こせば・・・レビューを読み返してみると、
自分がいかに、「ゲーム・オブ・スローンズ」という世界に、魅了されているのかがわかる。
 特に、シーズン3の「キャスタミアの雨」「登壁」シーズン4の「山と毒蛇」「世継たち」
で鳥肌が立ちまくったことを、忘れはしない。
 観た後、数日は、瞼を閉じれば、そこには、「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界が広がっていた。
 同じドラマで、総合的に見比べたときに、やはり、私は、
この世界に魅了されていた。

・・・ということで、圧巻の1位。


 他にも、「glee」「ウォーキングデッド」はランク外。
「glee」はランクを超越した作品(もう、情で観ている・笑)
「ウォーキング・デッド」はシーズン5になっても、全く帰着の方向に向かっていない、ぐったり感のせいだ。ラスト・・・ちゃんと決まってるんでしょうね・・という信用がなくなりつつある。
「グッドワイフ」はレベルの高い内容を維持しているが、ある意味、それ以上高くはならない・・・というのもある。安心して観れるドラマであるが、それ以上はない。
 でも、それが、このドラマの味ともいえる。
最近でいえば、「TRUE DETECTIVE」「GIRLS」は面白くお気に入りだけど、次点という感じ。
 「TRUE DETECTIVE」のコンビがシーズン2にでも観られるなら、ランクに入ってたかも。
 そうでないのが、哀しい。
「ブラックリスト」はもはや当然。このドラマより、私のレビューのが面白いと思ふ・・・。
あ、でも、ジェームズ・スペイダーの小気味いい復活に乾杯!!




2014年 俳優さん ベスト3

3位   ピーター・ディンクレイジ(ゲーム・オブ・スローンズのティリオン)
     アラン・カミング(グッドワイフのイーライ 映画チョコレートドーナツ)


シーズン4、ティリオンには何度泣かされたことだろう・・・・・。陽気さと軽快さの中にある、彼の正義と孤独。
 ティリオンには、幸せになって欲しい。

 アラン・カミングの実力を再確認した。
映画の「チョコレートドーナツ」では、ゲイの役を。母性を、かもし出す演技の素晴らしいこと!

2位   マット・ボーマー(The Normal Heartのフェリックス)

「ホワイトカラー」だけではない。美しいだけではない・・・という認識を変えずにはいられない、マッドポマー。
 減量だけで臨んだ演技だけの評価ではない。恋人を見つめる目、死への恐怖。
 まさに、違和感を覚えない、素晴らしい演技。
 そして、この人は、やはり美しい。
彼のベッドシーンは、名場面になるんじゃないかな~。


1位   マシュー・マコノヒー(TRUE DETECTIVEのラスト 映画インターステラー)
 今年1番化けた俳優といえば、彼かも知れない。
昔観たマコノヒーはいずこに??すっかり、演技派に化けてくれた。
 わが道をいく、ちょっと病的なラスト。
映画では、娘を愛するだけの父親を演じていたが、その演技の幅を感じる事ができた。
 
 


2014年 女優さん ベスト3
3位   レナ・ダナム(GIRLSのハンナ)
 正直、どの辺りが、どうして指示されているのか私には理解不能なんだけど、
観ていて面白い。気楽に観れる。
 何が凄いかって、このハンナって子が相当、常識はずれで、ウザイキャラなのに、
可愛くて、愛らしいのです!!
 このキャラで、親しまれるように持っていく演技って、相当だと思ったりする。
どれもこれも、性格どーなん??って思うのだけど、憎めない。頑張れ!と応援してしまう。
 それは、彼女たちが、垣間見せる一途さや、正直さのせいかも知れない。

このハンナ役の彼女は、この作品のクリエーターで、主演・脚本・監督・共同製作総指揮をこなす27歳だそうで・・・・・。凄い新人さんが出てきましたね~。

2位   クレア・デインズ(ホームランドのキャリー)
 今さら説明も不要でしょうが・・・・(笑)
 体を張った演技に、脱帽。視聴者も、うっかり、騙される。


1位   アンナ・ガン(ブレイキングバッドのスカイラー)
「ブレイキングバッド」の最後、優等生で終わったな~・・と感じたわけだけど、
その中でも、最後まで、優等生でなかったのは、スカイラーだったように感じた。
 最後のシーン、タバコを吸い、冷たい視線でウォルターを見る。
普通の主婦だった彼女だけが、最後まで、歪んでいたように思う。
 

2014年 私の愛する男 ベスト3
3位   クイン(ホームランド)
2位   オブリン(ゲーム・オブ・スローンズ)
1位   ティリオン(ゲーム・オブ・スローンズ)

2014年 ベストカップル ベスト3
3位 アンナ&ベイツ(ダウントンアビー)
   ハンナ&アダム(GIRLS)

 
アンナ&ベイツ。「太陽と同じくらい信じてる」は私の今年1番記憶の残る名言かも知れない。

ハンナ&アダム。ある意味、変人同志カップル(笑)でも、可愛い。

2位 ネッド&フェリックス(The Normal Heart)
 ゲイとか関係なく、信じあう2人の関係性がね~。

1位 ハンク&マリー(ブレイキングバッド)
シーズン1を観たとき、この2人が、あれほどの絆と信頼関係で結ばれていくとは、
思いもしなかった。
 マリーはマリーのやり方で、ハンクを支え続けていた。


 本当はね・・・・・。
1位で「シェイ&ティリオン」・・・・のはずだったんだけどさー。
ああああ・・・・ティリオン。




 という感じです。


 さて、映画の方は・・・28本ですね。
最近は、海外ドラマに押されて、ほんと、少ない・・・・。
 そんな中、ダントツで素晴らしかったのは、
12月に入って観た

「インターステラー」
でしょう。
 圧巻の出来栄え。


  2014年は、良質なドラマに出会った1年だった。

正直、目が段々肥えていくのが、自分自身自覚せずには、いられない。
 そんな中であっても、
あらゆる角度から、新たな角度から、
切り込みを入れてくれるドラマに、出会った1年だった。

 後半は、忙しのもあって、かなり、観るものが制限されてしまったけど、

それでも、充実した内容のドラマを、うんと楽しめたように思う。





 
 そして、レビューの残された宿題を、メモしておこう。

・ブレイキング・バッド ファイナルシーズン

・TRUE DETECTIVE シーズン1

・映画→インナーステラー 

・GIRLS シーズン1


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