ウォーキング・デッド4 15・16話 視聴終了 | ROUTE8787 サンサクキロク

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好きなものを好きなだけ。
韓ドラ狂騒キロク
映画と音楽とドラマがあればいい

終わってしまいましたがなー・・・。
しかも、おもいっきり、クリフハンガーやし。
 あああああ・・・・この衝動を、何にぶつけたら・・・

・・という事で、こんな夜更けにレビューUP

 15話
グレンチームは、線路を歩いている途中、マギーの残したメッセージを見付ける。
「グレン、終着駅で!」
 グレンは、マギーを求めて、急ぐが、途中トンネルがあり、
エイブラハムは危険だから迂回しろという。
 しかし、グレンは、トンネルを行くといい、タラ&グレンと、エイブラハム達が別々に行くこととなった。
トンネル内は、ウォーカーだらけ。
 タラが身動きがとれなくなった時、迂回してきたエイブラハムと、マギーチームと再会するのだった。


 ダリルは、森で出会った男・ジョー達と共にしていた。
彼らは彼らなりのルールで、チームとなっていた。
 ジョーたちは、ある一軒家で襲われ、仲間の一人を殺した男を追っているという。
それが、リック達であることを、ダリルは知らない。


マギー・グレンチームは、「終着駅」へ向かっていた。
 そして、中に入ると・・・・
「ようこそ、終着駅へ」
にっこりと笑う女性。
「長らく外にいたのね。落ち着いたら、食事を」と言うのだった。


16話
 夜更けに、リックを探していた男、ジョーたちが現れた。
リック達に襲いかかる男達に、ダリルが、
「その人たちを解放してくれ。いい人たちだ」と制す。
 しかし、ジョーは仲間を殺したリックに、報復をする・・・といい、ダリルまでもが、
襲われた。

「まず、ダリル。そして、女(ミショーン)そして、息子。最後に、お前だ」
・・・と残忍に笑うジョー。
 カールが襲われそうになるのを見て、リックは、怒り爆発。
ジョーに飛びつき、その首元を噛みちぎったのだった。
 それをキッカケに、ミショーンもダリルも反撃。カールを襲う男を、
リックは一心不乱に、ナイフで何度も何度も突き刺す。

 その我を忘れた行動に、リック・カールはショックを受ける。
ダリルは「昨日のアンタは、アンタじゃなかったんだ」とリックを慰めた。

 ミショーンもまた、カールに、
「私も前は、おかしかった。息子を亡くしたせいで、ウォーカーになった彼の父親とその友達を、ずっと連れて歩いてた。噛まないように、手や歯を切ってね。私が、最初に連れていたウォーカーよ。

 私は、正気を失ってた。でも、アンドレアや、アナタのお父さんが戻してくれた。
あなたもね。だから、お父さんを怖がらないであげて」と伝えた。


カールは、ミショーンに。
「僕も、そういう所があるんだ。僕も、暴力的なんだ」と言い、2人は抱き合う。

 リックたちは、「終着駅」に到着した。中に入る前に、リックは近くの地面を掘り、
念のためだと、武器を隠した。
 終着駅に入ると、
若い青年が現れた。

「ようこそ、終着駅へ。僕は、ギャレス」と言い、暖かく迎えてくれた。
そして、食事の用意をしようとした、その時。
 一人の男が持つ時計に、リックは気付いた。
よく見ると、自分の仲間の持ち物を、それぞれ、別の人間たちが身につけていたのだ。
リックは、銃を構え、
「仲間はどこだ?」と威嚇する。
 ・・・が、何人もの人間に銃口を向けられ、
「Aと書かれた列車に乗れ」と命令され、その中に入っていくのだった。
中は、何もない暗闇。

 そして、その中には、グレン・マギー
マギー、タラ、ボブ、サシャ、エイブラハム、ユージーン、ロジータがいたのだった。

グレンは、リックに、エイブラハムたちを「仲間だ」と紹介する。
「なら、俺達の仲間」とリック。
 エイブラハムが、
「だが、長くはもたない」という。

 リックは、
「すぐ後悔することになるさ。怒らせる相手を、間違えたな」


いやいや・・・・
いやいや、リック。
「怒らせる相手を間違えたな・・・」と格好つけんのは、いいけど。
大丈夫なん~?
 どうやって、この状況を打破するんやろー。
 気になるわー。

 でもってさ、やっぱり・・・
「終着駅」って、そうなのねー。
 全然いいところじゃないやんかー!!
 
なんか、人肉みたいなの転がってるし、ロウソクいっぱいの部屋とかあるし、
完全、トチ狂ってる感じやん。
 食事用意する女性の、あの笑顔からして、「おかしい・・・」とは思ったけど。

ああああ、やっぱり、こんな展開??
また、こんな展開??

 私としては、
「終着駅」ってのが、ホントにいい所で、みんなが、そこに集合する。
そして、「終着駅国大統領選」にリックが出馬。
・・・で、いっきに、ここから、社会派ドラマに路線変更よー!!

・・・って思ってたわけよ(笑)

 でも、まー。誰が死んでしまうか分からないけど、
この危機を何とか乗り越え、次はワシントンへ行く話になっていくんだよね。

 しかし、今回のリックの行動。
ウォーカーでもない人間を、メッタ刺し。
そりゃ、目の前で、気持ち悪いおっさんが、カールをレイプしようとしてたんだから、
そうなるでしょうよ。

 でも、総督もまた、そうだったんだもんね。
娘の事が原因で、歯車がおかしくなっていったワケだし、
ミショーンもまた、そうだった。
 リックが、カールの事でそうなっても、おかしくない。
 そう考えると、
やっぱり、総督が完全なる「悪」というワケではないし、誰もが陥る危険性はある。
 けれど、
リックには、仲間がいる。
 ミショーンが連れ戻されたように、リックにも、そんな仲間がいる。


 しかし、この16話。
過去の刑務所でのエピソードが、合間に入ってんだけど。
これが、半端なく、鬱陶しかったのは、私だけ??
 ちょっと早送りしちゃった・・・・ごめんね。ハーシェル。
 だってさー。
そんな事より、先よ先っ・・・ってな心境よ。
 
 グレンが、先へ先へと急ぐ気持ちと、まぁ、おんなじやったね(笑)


・・で、シーズン4の総括。

・刑務所内感染症で、ハーシェル頑張る
 なんか、スッキリしない感染症の終焉だったけど。

・総督死す!ハーシェル死す!
 総督が再び上に上り詰めるところは、違和感があった。
 再登場には、時期尚早だったかな~。


・仲間分散!
 いきなり、減速。
 若干、感傷的な場面が続き、間延び感も否めない

・終着駅は、やっぱり変だった
 リックたちが、どんな風に脱出するか、乞うご期待!!


 あと・・・べスとか、キャロルグループの行方がキニナルな。


・・・というところでしょうか。
いずれにせよ、シーズン5。
 終着駅ネタが、総督ネタの二番煎じになりませんよーに。

 それでも、やっぱり、ウォーキングデッドは、面白い。
こうなってきては、ウォーカーはもう、敵ではない。
 人間の敵は、人間。
 
そして、もう一つの興味は、リックの変貌である。
シーズン1では正義感溢れるリックだったけれど。
 こんな世界で、愛する者を守るために、徐々に、理性を手放していってるようにも見える。
リックは、総督と同じような道を辿っているように、思える。
 正義感溢れるリックが、「悪」と断じた男の後を、
なぞっていくようにも思える。

 崩壊した世界で生き抜くには、
ジョーのように、元より野蛮で残忍な男であるか、
総督やリックのように、少しずつ、何かを失っていくしか、
無いのかも知れないなぁ。

 そして、それを、見て育っていくカールもまた、同じように、
何かを失って、生きていくのかも知れない。
  
だからこそ、
回想の場面で、ハーシェルは、リックにアドバイスしたのかも知れない。
 畑を耕し、動物を育てる。
 それが、本来の人間であるという、その姿を、
カールに指し示さねばならないと、そう思ったのかも知れない。

 どんな状況であっても、そういう姿勢が、
人間性を失わせない手立てなのだと、ハーシェルは知っていたんだろーな。


 ともあれ、
 シーズン5の放送が、待たれます~!!



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