最近、自宅のネット回線を変えたんだが・・・
(←詳細はよく理解していない)
 
 その特典で2ヶ月間、ひかりTVが観れる。

 確かに、色々観れるようだが、
観たいものは、有料だったりする。

 そんな中、この観たいと思っていた「ザ・フォロイング」が

1話だけ無料で観れる!!

ちゅうー事で、早速1話を観た。

 
ケヴィン・ベーコン!!


私は好みでは全くなかったけど、
あの独特の存在感。
 サイコ野郎をやらせれば、天下逸品。
小さな役が多く、主演作品のアタリは悪かったような(笑)

 そんな彼が、海外ドラマで主演。
しかも、悪役じゃない・・・。
 それって、どーなのどーなの???

 ともあれ、洋画を観続けてきた人間にとって、
ケヴィン・ベーコンが、こんな風に活躍しているなんて。
観ないワケには、いかない。


あらすじは・・・・
 元FBIライアン・ハーディーは、彼は以前に逮捕した、連続殺人犯ジョー・キャロルが脱獄した事により、FBIに呼び戻される。
 キャロルは、教授をしており、エドガー・アラン・ポーに心酔。「女性の死は芸術」だといい、14人もの女性を殺害した。ライアンは、彼を逮捕した時の生存者・サラや、彼の元妻・クレアの元へ赴くが、厳重な警備の中、サラを拉致される。
 キャロルは、その強いカリスマ性によって、刑務所にいながら自分の信者(フォロワー)を増やし、念入りな計画を練っていたのだった。
 ライアンは、キャロルを追うが、サラはキャロルに殺害されてしまう。
キャロルは再び、逮捕されるが、数多くのフォロワーが、存在するコトを示唆。
まだまだ自分の物語は続くのだと、不気味に忠告するのだった。
 まさに、その時、クレアとキャロルの息子であるジョーイが、フォロアーによって拉致される。
そして、キャロルは、自分の妻であるクレアと、ライアンが恋仲になっていたことを知っているようであった。



 面白い話である。
ネットを通じて、フォロワーを増やし、自分の手となり足となり、
計画を実行していく様は、今時である。
 そして、そんな事を可能にするというキャロル役が、1番のキーのように思う。
その引き込まれるようなカリスマ。
それを、視聴者に納得させねばならない。
 そういう意味では、このキャロル役に、ジェームズ・ピュアフォイを据え置いたのは、
成功じゃなかろうか。
 イギリス人俳優独特の、気高さと、
聴いていて心地よくなるBritish English。
 厳しさと優しさ。その中に潜む、狂気。

 今後、その魅力が、どの辺りまで持続させられるか。
これが、意外に難しいのかも知れない。

 さて。問題は、われらが、ケヴィン・ベーコン。
元FBI捜査官。一匹狼と呼ばれていたようで、それは、どうも健在。
 キャロルを逮捕した時の怪我で、ペースメーカーを留置。
しかも、アルコール依存症みたい。
 キャロルの元妻とも、そんな関係であったご様子。

 正直ですね・・・

こういうキャラは、飽きた(笑)

 

若い時は、妙にトゲトゲしてたり、異色な印象だったケヴィン・ベーコンが、
年を重ねて、いい感じになっている。
 今なら、素敵なパパ役とかも、違和感なく出来そうな位なのよ。

そんな素敵な感じになっているベーコンだからこそ、
もっと違う、役柄が出来るんじゃないの??と私は、思うわけです。

 1クセも2クセもある役は、散々やってきてるわけでして。
ちょっと違う面を観たかったなぁ~と思うんです。

なんか、勿体ない。

 さて。
そんな一匹狼的な捜査官ですから、きっと、今後も、
イライラさせられる展開もあるんじゃなかろうか・・・と身構えてますが。
 
そもそも、自分が逮捕した連続殺人犯の嫁と、そういう関係になるかー???
節操無さすぎやん。
 この一件が、キャロルの原動力になっているという感じだし。


 そして。
このドラマを観ていると、
「どーなんとんねん、警察は??」とツッコミ入れたいところ、満載である。
しょっぱなから、
警察数人を殺害して脱獄、サラを拉致したのも、厳重な警備だったはず。
しかも、隣人の名前は、キャロルの面会者名簿に名前が載っていた・・・・

 ありえんやろー・・・と思うんだけど。


ま・・・そんな感じで、気になるところは、ありますが。



 キャロルのフォロワーが、一体どれほど散らばっているのか、わからない。
FBIとかにも、潜んでいたりするだろうし。
 
その緊迫感は面白さにもなるだろうし・・・・

「なんでもあり」的な展開になる不安要素も抱えることになる。
すでに、キャロルの脱獄・サラの拉致も、
「なんでもあり」的な要素が垣間見れたりして・・・・。

 ともかく、ケヴィン・ベーコン主演である。
「ベーコン指数」というものまで出来たほど、あらゆる映画に出演してきたんだから。
 このドラマを見届ける義務が、私には、あるってもんです。


 (これで55歳・・・・若い~)

 ケヴィン・ベーコンといえば・・・
「フットルース」「アポロ13」「激流」「告発」「スリーパーズ」「インビジブル」
「ワイルドシングス」「ミスティックリバー」

もっと、出てるだろうけど、
思い出すのは、この辺り。
 どれもこれも、印象深い。
あの表情と、あの声。
 サイコ的な悪役もさることながら、
普通の人間が、ヨロヨロと悪になってしまったような悪役が、うまい。
 人間らしい悪役とでもいおうか。

そんな彼が演じる、このFBI捜査官。
そんな彼を、ありきたり?と思うかどうか。

 今後の展開に、期待したいかな。


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