ちょっと、雲行きが怪しくなってきたぞ・・・・。

 いや、面白いんだけどね・・・。

ハーヴィーも格好いいんだけど、
シーズン1のレビューでも書いたように、
私が、このドラマに求めるものは、
まさに「水戸黄門」正義と悪の構図。
そして、絶対にスカッと勝つ!!という安心感。

だったのですが・・・・

 シーズン2は、ハーヴィー苦難の連続。

・・・・正直、カリスマ的なハーヴィーはいない。
感情的で、マイクに偉そうに言われてる。

そんなハーヴィー見たくない

 トラブルに巻き込まれるのは、シーズン1と同じで、
マイクでええんです。
 ハーヴィーはどっしりと構えて、
常に強気で、アタフタなんかしない・・・そんな彼でいてほしい。

ってか、そういう設定じゃなかったんですか??

  ハーヴィーは再び、数年前の弁護で、偽証罪で罪に問われそうになる。
その証拠となる資料が、紛失。
 ハーヴィーは弁護士免許の剥奪の危機に見舞われる。
 受け取りはドナであり、ドナは、ハーヴィーが偽証した証拠になってしまうと思い、
処分してしまう。
それが、明らかになり、ドナは解雇となる。
 結局、その裁判は、相手側の弁護士タナーの過去の不正を見つけ出し、和解となった。
この一連の事件により、ダニエルは、ジェシカの監督不行き届きを理由に、
ボスの座からひきずりおろそうとする。


 シーズン1は、1話完結の案件が面白かったし、
ハーヴィーがスカッと勝利してくれるのが、私的には、
かなりのポイントだったが・・・・

 シーズン2は、ハーヴィー自身が苛立ちながら言ったように、
「勝ちどころか、負け通しだ」である。
  長く取り上げたハーヴィーの偽証罪の裁判も、
結局は、和解という、全くスカッとしない解決だったし。

 そして、この後は、ジェシカとダニエルの事務所における覇権争いが中心になっていくようであるが・・・・

 そうなってくると、正直、

SUITSの魅力とは違う、普通のドラマに成り下がってしまう感が、否めない。

 ドナにまつわるところでも、納得がいかない。
あれだけ忠誠心を抱いていたドナが、自らのミスでももって解雇となったのに、
ハーヴィーの裁判で彼を擁護するどころか、
刑務所に入りたくない・・・という理由で、「黙秘権を行使します」と言ったり、
ドナ解雇に対して、すんなり受け入れたハーヴィーも・・・・・何だかなぁ~。

 資料を見付けたのに、処分してしまったドナに、

「殺してやりたい、でも、やめさせない」という台詞は、
ハーヴィーの気持ちを表現してたのに・・・・

 そう言ってたのに、素直に、ドナの解雇を認めるんだ・・・・

ハーヴィーならば。
何としてでも、裁判でもって、勝利して欲しかったのにな。


 ・・・という感じで、

正直、私が求める方向と、違う方向に進みだしたSUITS

 是非とも、後半は、

ハーヴィー完全復活を、お願いしたい所である。


 とはいえ、大きな収穫もあった。

それは・・・

ハーヴィーの私服姿・・・・・

第7話・8話で、かなり素敵な私服姿が拝めます。
 特に、第8話。
ワインのボトルを手に歩くハーヴィーの、
カッコ良さったら!!!

嗚呼~。

ほんと、ハーヴィー復活、お願いします!!


 
 さて。
明日、後半ツタヤで借りてきまーす。




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