ジュリア・ロバーツ | ROUTE8787 サンサクキロク

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かなりの個人的意見満載です。
かなり、勝手な意見です。
 でも、ジュリア・ロバーツは好きです。
あしからず。


「白雪姫と鏡の女王」からの、ジュリア・ロバーツ



 先日、「白雪姫と鏡の女王」を観た。
ジュリア・ロバーツが初めての悪者に挑戦とは言われていたけど、
観たら、ジュリア・ロバーツそのもの。
 
そう。それこそ、ジュリア・ロバーツなのだ。

私は、ジュリアロバーツが、あまり好きではなかった。
「愛が壊れるとき」や「ペリカン文書」など、
「プリティ・ウーマン」でついたイメージを脱却したいのかどうか分からないけど、
イマイチ、彼女が魅力的に見えなかった。
 無理をして、演技派になろうとしているような、印象しか受けなかった。

そんな彼女が、ある意味、開き直った作品が、
「My Best Friend's Wedding」ではなかろうかと。
この映画で、ジュリア・ロバーツは、
「ええやんかいさ!!こ~ゆ~演技しか出来ないのよ!」と、
解き放たれたように感じる」のだ。

 それ以後続くのは、役柄違えど、どこまでも、
ジュリア・ロバーツそのものの、キャラクターだ。
 役者としてどうなの??と思われるが、
ジュリア・ロバーツと、キムタクは許されるのです(←個人的意見)
(ちなみにキムタクのファンでも何でもないです)
  
とても人間味のある、魅力的な人物像。
怒ってる時は、顔を真っ赤にさせて、まくしたてる。
笑う時も、おもいっきり。
 細かな繊細な演技とは、無縁だけど、
そんな演技から生まれるパワーはすごい。
 自分らしく・・・を体現しているように感じるし、
彼女の映画を観ると、もっと、あっけらかんと生きていこう!!って気になるのだ。

だから同じような演技であっても、
私は、My Best Friend's Wedding以降の
ジュリア・ロバーツが好きであるし、
彼女の映画は、パワーをくれ、ハッピーにしてくれる。

Stepmom(邦題:グッドナイト・ムーン)は、
私の敬愛するスーザン・サランドンと、これまた大好きなエド・ハリスとの共演。

$自己満足!gleeglee日記

そして、「ノッティング・ヒルの恋人」である。

 $自己満足!gleeglee日記

 これこそ、彼女そのものの映画じゃないのかと思う。
アナ・スコットは、彼女の女優としての悩みが、吐露されているように思う。
しかし、この時の、ジュリア・ロバーツは美しい。

その後に続くのが、
彼女の代表作となる、「Erin Brockovich」
$自己満足!gleeglee日記

 こちらで、アカデミー主演女優賞を貰ったんだよね。
この時のアカデミーのスピーチが、本当に心から喜んでいて、
あの満面の笑顔にこちらまで、嬉しくなったっけ。

 その後も、ブラピとの「ザ・メキシカン」
ジョン・キューザックやキャサリン・ゼタ・ジョーンズや、ビリー・クリスタルとの
「アメリカン・スィートハート」と話題作が続いたけれど。
 
なんとなく、彼女のど真ん中な感じじゃなく、残念だった。
おもいっきりの、私見ですが・・・
「ザ・メキシカン」・・・・ジュリア・ロバーツにメキシコは似合わない。というか、ブラピとのツーショットも似合わないし。
 脚本が、ジュリアさんを生かせてないというか。

「アメリカン・スィートハート」は、妹役よりも、キャサリン・ゼタ・ジョーンズがした姉役の方が、似合ってたんじゃないか・・・。
 ジュリアさんには、耐え忍ぶ・・・とか、全くもって似合わない。

 その後は、「クローサー」とか「オーシャンズ「バレンタインデー」とか、
主役じゃない配役で、出演。
 ほとんど、話題性の為だけに・・という感じ。
たかだか、数分の出演で、多額のギャラだったっていうじゃありませんか?
 そんな数分で、ジュリアさんのええところは引き出せません・・・・
数分で勝負出来る方じゃ、ありません。

 久しぶりの主演「モナリザ・スマイル」を観た時は、
若干、失望感が・・・・
 完全に、生徒役にとってくわれてたと・・・・
キャスリン・ダンストとかの方がね。
 基本、ジュリアさんそのものの演技なんだけど、
そこに、年をとった、頑固過ぎる・・・という別の要因が加わってしまったように感じるのだ。
 こちらに出てくるジュリアさんには、全く、好きになれんかったな~。

 最近(でもないか)の「食べて、祈って、恋をして」
そうです。我らがgleeのサド男!ライアン・マーフィーの監督作品。
 こちらも、何となく、ジュリアさんの演じる主人公が、
嫌味に見えて・・・・・。
テンポの良さとかは、ライアンぽいかな~とは思ったけど。

 さて。ここにきて、
ジュリアさんを生かしきれていないのか?
いや、どうも、そうじゃないぞ??と私は、思うワケです。

 ジュリアさん自身の変化なのだと。
ジュリアさんの演技力とかの問題ではなく、
ジュリアさんそのものが、変化してしまったのだと。
 年をとったこと、あらゆる恋愛遍歴、結婚出産。
勿論宗教的な変化も含まれます。

 そのせいか、妙に、説教臭かったり、頑固な感じが浮き彫りになったり・・。

それが、ダメというワケではない。

ただ、以前のジュリアさんを期待して作られた映画であるのが前提であれば、
確実に、ジュリアさんは微妙な変化を遂げており、
笑って怒るだけでは、物足りなくなっているんじゃないかと・・・
勝手に、そう感じてるワケです。

それでも。
トム・ハンクスとの共演が話題になった「幸せの教室」は、
若干、トゲトゲしさがとれて、嫌味のない感じなのだが・・・・
キュートだし。
 でも、何か物足りない。影が薄い・・と申しましょうか。
 
ちなみに余談だけど、このトム・ハンクスの監督作第2弾は、トム・ハンクスらしい
監督作だったが。
トム・ハンクス自身も、ジュリア・ロバーツもともに、
「年とったね~」という印象を受ける映画だった。
 わたし的には、監督第1作品の「ずべてを、あなたに」の方が好きだな。


そして、「白雪姫と鏡の女王」
往年のジュリアさんに、嫌味と皮肉さを加えさせたような役どころで、
まぁ、合っていたんじゃないかな・・・と。
 
 メリル・ストリープやスーザン・サランドンのように、
年とともに、気迫が増す女優さんもいる。
 彼女たちは、自ら、大役を手に掴むが、
我らがジュリアさんは、違う。
映画が、ジュリアさんを、選ぶのだ。

その時の、ジュリアさんに合致した映画であれば、
「これぞ!ジュリア・ロバーツだ!!」という作品になるんじゃないかと。
そう思ったりする。

 等身大の自分、つまり、ジュリア・ロバーツそのものを演じる事によって、
その魅力を発揮出来る女優さん。
 そんな女優さんも、滅多にいない。
(キムタクくらいだ。女優じゃないけど)

 
是非、映画の神様が、
ジュリアさんを心から輝かせる役柄に、
もう一度、出会わせてくれますように。


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