母が亡くなって初めての祥月命日。

ああ、大晦日からひと月経ったんだなあ。


31日って一年に7回しか無いんだけど。

しかも2月は今年は29日までだけど

次の祥月命日はいつになるの?

前日?それとも翌日?


2月29日が誕生日の学生時代の先輩は

(昭和35年生まれだったか)

4年に一度しか歳をとらない、とか

誕生日は4年に一度しか

祝ってもらえない、とか

そんなこと言ってたなあ


なんて思いながら実家に向かった。



母が大好きだった

黒豆入りのお煎餅と

やはり大好きだったプリンを供えた。

ご遺骨の両横には華やかな花を。




四十九日の打ち合わせをする。



父は、長男(弟1)があれっきり(葬儀)

一度もうちに来ないから

香典を

誰からいくら貰ったのかすらわからん

早く香典返し発注したいのに


と文句を言っていた。


全て弟1に任せると自分が言ったことは

キレイに忘れていた。笑

まあ葬儀の時は疲れ果ててたからね。

元気になったら

やっぱり自分が仕切りたいのかな。



四十九日の法要のあと納骨をする。



その時間を確認したら

時間は決まってない、とか言う。

わしゃ、知らん!

って感じ。

私は父を通していろいろ聞いてたから

父が知らないものは私も知らない。

日にちだけ聞いてたからね。



仕方ないから弟1に電話した。



弟1は母が亡くなる前1カ月くらいは

熱心に施設に行ったり

クールというか情が薄いわりには

弟1なりに母に対する思いを表してたけど

葬儀後はいつもの弟に戻っていた。

残された父を心配するでもなく

線香をあげるでもない。



(ちなみに

弟2は毎日父の顔を見に行っている。)





弟1は

香典返しに関しては何回も

四十九日の後に発注だと言った。

むしろ父が直接受けとった香典に関して

教えてくれと頼んでるのに

教えて来ない

四十九日の時間も伝えてある。

お姉ちゃん(私)にも

葬儀のときにもう決まってたから

伝えたじゃないか。

(全く記憶に無い)


四十九日と納骨のお布施は

自分は通夜葬儀のお布施をしたから

今回はよろしく


とのことで。苦笑




父が書いていた香典リストを写真とって

弟1にLINEした。



これであとは弟1に任せたらいいから。


と父に言うけど

なんか納得してない。



四十九日法要のあとの食事も

私が提案する場所は顔をしかめて否定。



料亭やホテルのレストランは

器ばっかり立派で

料理はちょこんとしか載ってない!

ワシが美味いと思っている

仕出し屋に頼むのでなければイヤじゃ!


と頑ななので父の意向に沿うことにした。



四十九日の2日後が

父の卒寿の誕生日なので

法要のあとの食事で

お祝いもしたかったんだけどさ。

まあ料亭じゃなくて自宅でやればいい

っていうならそうするよ。





それにしても父は頑固になったなあ。

元々そうだった気もするけど

耳が遠くなって聞こえてないから

余計にそんな感じに思うのかな。




この日は

母の未支給年金の手続きのため

区役所と年金事務所に連れて行ったんだけど

事務的なことは全く自分でやる気は無し。





戸籍謄本をとったら

母の欄は既に「除籍」と記載されてた。

当たり前だけど…

寂しいなあ…