腹水(24)穿刺 友人たち | にの日記

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2002年2月30歳で乳がん発症。現在50歳。再発して9年、抗がん剤はやり尽くしました。現在、痛みのコントロール、腹水・胸水治療(CART)を受けています。
今までのほほんとしていたのですが、あまりのほほんとしていられなさそうなので、ブログタイトル変えました。

今日2022/09/16は、腹水穿刺の日。

14時若先生登場。

後ろにブルー衣の先生がふたり。

イヤな予感。

👨‍⚕「今日はわたしもいますけど、こちらの先生に穿刺してもらいますね」

あ、やっぱり…


この前、水があまり溜まってない日に、腹膜手前まで刺した先生やん。

でも、緊張させたらいかん。

よろしくお願いしまーす、と明るく挨拶。

もうひとりは研修で見学の模様。


エコーで場所を決めるのに時間がかかり、若先生から指導を受けながら決定、さて麻酔…

の段で腹膜手前先生のピッチが鳴る。

病棟から呼ばれたらしく、すみませんね、と言って立ち去る。

ほーっ。


で、結局若先生が👨‍⚕「すみませんね、代わり映えしなくて。僕が穿刺しますね。」

いえいえ、代わり映えしなくていいんですよ。

ということで、いつも通りの無痛穿刺。

これこれ、いつ腹膜まで刺したかわからない麻酔の効き方。

若先生が一番です。


14時20分から15時30分で、2300cc抜ける。

お腹に針刺してるのに、気持ち良くてうとうとしてました、と言うと、

👨‍⚕「医者冥利に尽きますね。」と若先生。

足りない薬や飲み方など相談して、今日の穿刺は終了。


その後、左右肋骨の間(みぞおちの上)にできた小さなシコリを、放射線科のエコーで診てもらう。

だいぶ前からあるのだけど、前の病院も、前の前の病院もあまり重要視していなかったシコリ。

先週、若先生に言ってみたら外科の先生を連れてきてくれて、それでもわからず、専門のエコー技師さんに診てもらおう、ということに。

エコーの機械2台を使って、20分も診てくれる。

結果は来週の穿刺時。

その時、訪問看護師さんとの面談も予定している。

わたしのことを助けてくれる人がたくさんいる。

ありがたい。


夜、北海道に遊びに来た子と、気の合う友人たちと、4人で小さな歓迎会。

不安でいっぱいだった乳がん治療を終え、今日昼間は登山するほど元気になっていた。

うれしい。

3人に会ったら泣くかもと思い、ボックスティッシュを持参したけど、全く泣かなかった(笑)

4人中3人が乳がん経験者(ひとりは男子)で、治療の話や後遺症の話で盛り上がる。

わたしがうまく歩けない上に痩せてて驚いたかもしれないけど、みんなそのことはおくびにも出さず、階段で手をかしてくれたり支えてくれたりする。

やっぱり会いたかった。

会ってよかった。

バカ話をして、近況を話して、3人からパワーをもらった。

もうわたしはがまんしないし、頑張らないけど、生きる努力はする。

人生を、楽しむ。