タクシー運転手@韓国映画 | にの日記

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2002年2月30歳で乳がん発症。現在50歳。再発して9年、抗がん剤はやり尽くしました。現在、痛みのコントロール、腹水・胸水治療(CART)を受けています。
今までのほほんとしていたのですが、あまりのほほんとしていられなさそうなので、ブログタイトル変えました。

病院のあと急いで向かった先は映画館。「タクシー運転手」。

昨年9月、釜山旅行を中止したので見逃していた映画。

8ヶ月経ってようやく見られる。うれしいおねがい

北海道は札幌のディノスシネマだけで4/21から公開しています。

お客さん入らなかったらすぐ終わっちゃうかもしれない、早目に行こう!と病院の帰りに行きました。

1980年5月、反政府運動の参加者を暴徒とみなし、朴正煕大統領暗殺後の混乱の中実権を握る韓国軍が、市民に暴力をふるい銃弾を放った光州民主化運動。

この時まだ9歳だったわたしは事件の全容を知る由もなく、この後も続く韓国全土のデモや抗議映像は日本の学生運動に似ていて、「古くて怖い国」と思ったことを覚えています。

光州事件に興味を持つきっかけは、東方神起のユノ。

彼の出身が光州で、ファンになったわたしはあれこれ調べるうち、この事件を知ることになりました。

とにかく酷い事件です。

市民に向けて平行に構えた銃を撃つなんて、狂気の沙汰。

現代でも誰が軍に射撃命令を出したか解明されてないそうです。

それだけでも、韓国という国の縮図を見る思いです。

人気がないかと心配してたらこの行列。

自由席だからみんな並ぶ並ぶ。

いやー、いがった。

そしてわたしは1番前の列の真ん中の席になっちゃうっていうね(笑)

見づらかったけど、途中から物語に入り込んでいたので気になりませんでした。

ソウルのタクシー運転手マンソプが、ドイツ人記者ピーターと撮影のために光州に向かう。そこで知り合った大学生ジェシクやタクシー運転手たちと事件に巻き込まれて行き、軍に狙われた彼らは決死の思いで光州を脱出する、というお話。

面白く切なく観ました。

そして、脚色されてない事実を知りたくなりました。

今度光州に行ってみようと思います。




この先は映画の面白さとは関係ないです。

日本で公開する時につけてしまう副題。

今回も「タクシー運転手 約束は海を超えて」

約束はジェシクやタクシー運転手のみなさんとのだよね?

その海は日本海ってことでいい?

それともドイツ人記者だから太平洋?

いる?この一文。

「釜山行き」も「新感染ファイナルエクスプレス」になっちゃうし。

「タクシー運転手」が何したの?
「釜山行き」の電車で何が起きてるの?

という題名の余韻を楽しませてよ。

わかりやすくするための説明多すぎ。

過保護すぎるのよねDASH!