わたしの乳がん履歴 | にの日記

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2002年2月30歳で乳がん発症。現在50歳。再発して9年、抗がん剤はやり尽くしました。現在、痛みのコントロール、腹水・胸水治療(CART)を受けています。
今までのほほんとしていたのですが、あまりのほほんとしていられなさそうなので、ブログタイトル変えました。

脱毛し始めたことだし(!)、この辺でわたしの病気履歴を書いてみます。


自分への備忘記録なので、興味のない方は飛ばしてください~。




2002年2月、自分で左胸下にしこり発見。コリっと小さく硬い。軟骨?といった感じ。


翌週、現在も通うクリニックへ。エコーやマンモグラフィ、X線検査。初診で「わたし(先生♂)の経験だと、間違いなくガンです。」と言われる。細胞診で確定。


更に翌週入院、手術は2月22日。ゾロ目好き。


術前のMRIでがんは2.0cm以下、ステージⅠと言われていたが、開けてみたらしこりは奥に長く2.0cm以上、リンパ節転移あり(胸骨房、腋下に複数)で、一気にステージⅢbへ。


3週間で退院、その後放射線(ブースト照射あり)1ヶ月、抗がん剤(アドリヤマイシン・タキソテール)10ヶ月治療。


リュープリン2年、ノルバデックス4年服用。


その後、およそ10年再発なし。でも、検診のたびに怖かったー。


2012年10月、マーカーが上昇しているということで、初のPET検査。異常なし。生理痛がひどくなる。


2013年1月、10代のころから患っていた子宮内膜症が悪化、腹腔鏡手術をする。婦人科・消火器系のマーカーが上昇したので、胃カメラと直腸カメラの検査。異常なし。


2013年7月、咳が出始める。のちに胸水とわかる。思えば消化器系検査の後からずっと軟便だった。腸内フローラが崩れて、免疫力が低下したのかな。悔やまれる。


2013年9月、マーカー上昇、2度目のPET検査。


2013年10月、胸壁に炎症あり。乳がん再発と診断。ホルモン療法でタスオミン服用。


2014年2月、タスオミンが効いていないということで、抗がん剤ロゼウスとヒスロン服用開始。


2014年10月、ロゼウス10クール終了、ゼローダ服用開始。


2015年3月、胸水が再び溜り、咳が出る。ゼローダをやめ、ロゼウス再開。


2015年6月、再発治療を始めてから最もマーカーが下がる。バイクの免許を取りに行く決心をする。


2015年8月、自動二輪免許取得。8月中旬から胸痛が増える。マーカーやや上昇。


2015年9月、ロゼウスは17クールで終了、ハラヴェンへ変更。23日、髪の毛が抜け始める。



今のところこんなとこでしょうか。


子宮内膜症は、20歳と25歳の時にホルモン療法の点鼻薬で治療しました。


これがいけなかったのかな…と今でも思ったりします。


がんとわかった時は30歳だったので、抗がん剤やそのほかの治療で子どもを授かれないかも、ということがつらかったです。


結局40歳くらいまで受け入れられなかったかも。


今は再発もしているし、その件については楽になりました。


再発していなかった10年間はのびのびしていたと言うよりも、3か月に一度の検診がものすごく怖かったです。


今度こそ何か言われるのでは…と毎回ビクビク。


本当に再発した時は、常に咳が止まらず体力も落ちていたので、やっぱり!という気持ちでした。


その後薬が効き、冬だけ仕事をしたり、旅行に行ったり、バイクに乗ったりできるようになりました。


胸水が溜まるというのは相当悪いことのようですが、意外に楽しく生きています。




昔の資料を見つけたら、その都度更新していきます。