「雪の下の炎」 | モエヤンオフィシャルブログ 『あいろはマインド』 Powered by Ameba

「雪の下の炎」

こんばんは。

愛です。


昨日は「チャイム」を聴いて下さった皆さん、

遠くから応援メッセージを下さった皆さん、

ありがとうございました。



ところで、皆さん、パルデン・ギャッツォという方をご存知ですか?

中国軍の侵攻に対しチベット民族が蜂起した1959年に

平和的なデモを行ったという罪で投獄された、

1人のチベット僧です。

パルデンさんは、想像を絶するむごい拷問を受けながらも33年間を

獄中で生き抜き、非業の死を遂げた仲間のため、

現在も、チベットの自由を取り戻すため、闘い続けていらっしゃいます。


そんなパルデンさんの生き様を撮りたいと立ち上がったのは、

なんと日本人女性でした。

楽 真琴 (ささ まこと)監督。

楽監督が、何年にも渡り、パルデンさんの映像を撮り、

1本のドキュメンタリー映画を創ってくださいました。

それが、これ。



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本当に目をふせたくなるようなシーンがたくさん・・・。

これほどにまでむごい拷問を受けながらも

生き延びることができた、驚くほど強い精神の根源は何なのか?

それは、「仏教」でした。

「私がこうして生き延びることができたのは、信仰があったおかげだ」

とパルデンさんは語っていらっしゃいます。


さらに、パルデンさんは、数限りない拷問や獄中での苦難を

振り返りながら、

「暴行の責任がすべて彼らにあるわけではない。殴り方が甘いと

彼らも職を失うことになる。愛国心が足りないと、非難されるだろう。」

とおっしゃっています。


鳥肌がたちました・・・。


仏教の慈悲のこころとは・・・!



私達モエヤンがチベットに興味を持つようになったのは、約4年前。

実は、ある方に、「2人は、その昔、チベットの僧侶だった」と

言われたことがきっかけでした。

その日から、チベットを意識し始めました。

本を読んだり、映画を見たり・・・

そんな流れの中で、2人で見たこの「雪の下の炎」。

衝撃的でした。

決して過去のことではない、現在も続いているこの事実。

私達には何ができるんだろう?





最近、日本のお寺の方とお話する機会に恵まれています。


今まで以上に「仏教」を意識する今日この頃。


なんだか私の中でもいろんなことが変わっていきそうです。



この映画、渋谷アップリンクにて上映中です。

もし機会があったら、ぜひ見てみてください。

そして一緒に考えたいです。