上田駅から車で20分ほど走ったところに、大法寺という寺があります。ここの寺には、見返りの塔と名で親しまれている国宝・三重塔があります。塔の姿があまりにも美しいので思わず振り返るほどである、ということからつけらえたそう。建立年は鎌倉時代末期の正慶2年(1333年)。6世紀を超える時の流れの中にさらされながら、今もなおその美しい姿に観るものの心を引き付けます。
本尊を通ってその奥へと進みます。お地蔵さまが何十体と坂道に沿って立ち並んでいます。その坂を上がると、階段があり、三重の塔の先が序々に見えてきます。
鳥居を潜ったところで、拝観料を100円払い、パンフレットを貰いました。
その奥に、国宝大法寺三重塔が見えてきます。その塔は、信州の素朴で情緒的な雰囲気をたたえ、凛した潔さがあります。実に美しい。思わず、感嘆の声をあげてしまいました。
その塔の横をぐるっ周って塔の山側へと回れます。ここから見た姿も絶景で、塔の先に長野の山々が見え、より信州の良さが醸し出されます。
近くには、田沢温泉や沓掛温泉など名の知れている温泉もあります。帰省や旅行の際にはおすすめしたい仏閣です。
■大法寺の歴史
大法寺は天台宗の寺。古くは大宝寺とも書かれた。至徳3年(1387)祐照法印が書き、近世になってから書写した「一乗山観院霊宝記」という記録が寺に所蔵されているが、これによると、寺は奈良前期の大宝年鑑(701-704)藤原鎌足の子の僧定恵によって創設された。下って平安初期の大同年間(801-810)坂上田村麻呂の祈願で僧義真(初代天台座主であった)によって再興されたとなっている。
●住所:長野県小県郡青木村当郷 ●電話:0268-49-2256 ●拝観料:大人100円 ●拝観時間:9:00~17:00